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ギリギリセーフはギリギリアウト

2024.04.30

【コラム本文】ギリギリセーフギリギリアウト

貴方は、計画に余裕で守る人でしょうか? ギリギリ完了になる人でしょうか? 勉強が予定通りできない人は、完了が来週の金曜日のとき、金曜日の深夜に完了する人です。 あるいは、土曜日の早朝に完了する人です。勉強が予定通りに進む人は何事も予定通りに行う人です。予定を守れない人には、ある特徴があります。そこで今日は、予定を守る人と守れない人の一般的な特徴について書いてみます。

【1】予定を守れない人

まず予定の守れない人は、始めから予定をギリギリ完了に設定します。「いつまでにやれば間に合うか?」を考えて計画するからです。例えば金曜日が予定の時は、金曜日の夜までに完了するのを目標にします。多くの場合、ギリギリセーフの金曜日深夜の完了になります。ギリギリセーフは時々アウトです。土曜日の早朝に完了するときがあります。そして、ギリギリセーフ狙いは定常化します。そして時々アウトの比率が少しずつ増えます。たまに予定に間に合うと達成感を感じるのかも知れません。

もともとギリギリセーフを狙う人は、始める日にちが遅いです。金曜日完了予定であれば、木曜日に作業を開始します。あるいは、金曜日の朝に作業を開始します。「これ以上遅いと間に合わない」と感じてから始めます。

【2】予定を守る人

それに比べて予定を余裕で守る人は、始める日にちが早いです。前の週から作業を始める人もいます。そして金曜日の完了予定であれば、週の初めに完了します。もちろん人間ですから、金曜日ギリギリになるときもあります。ですがその時は、「ギリギリセーフはギリギリアウト」と考えます。そのため、ギリギリセーフになると大反省して次回からどのようにするか対策します。よって、ギリギリ納期は、どんどん少なくなります。

予定を守る人は、作業が速いわけでありません。始める時期が早いので予定を守るのです。作業のスピードでは、ギリギリ狙いの人の方が速いかもしれません。しかし得をするのは計画を余裕で守る人です。早い日にちに提出すると時間をかけて見てもらえます。貴方の評価も高くなり信頼されます。

ギリギリで間に合った人は、短時間で効率的に作業したとしても評価されません。品質が同じでも評価されません。なぜなら、受け取る人にとってギリギリは、短時間で確認するからです。時間をかけての評価は、しません。場合によっては、評価できないときがあります。時間が無いからです。

もし貴方が得をしたいのであれば早い時期に作業を始める事です。どうせ必要な時間は同じです。そうすれば、計画を守れて勉強も順調に進めることができます。

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。

平成24年度無料セミナー開始

きょうから2024年7月15日(月・祝)の第2次筆記試験まで76日です。

<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、ラプラス変換に関する問題です)

2024年の試験日である2024年11月24日(日)第1次試験日まであと208です。2024年は、ぜひ合格しましょう。

さて、JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。

第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門、環境部門、上下水道部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2023年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。

もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。

基礎科目(←ここをクリック)

適性科目(←ここをクリック)
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電気電子部門(←ここをクリック)
建設部門(←ここをクリック)

環境部門(←ここをクリック)

上下水道部門(←ここをクリック)

 

では、今日のコラムです。さて今日の第一次試験の問題 です。(今日は、ラプラス変換に関する問題です)

 

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ラプラス変換について

像関数 F(s)=2/s(s+2) を逆ラプラス変換した
原関数 f(t)(t>0)として、最も適切なものはどれか。
ただしsはラプラス変換のパラメータとする。
なお、初期値は全てゼロとする。

参考:ラプラス変換


f(t)=δ(t)  ⇒ F(s)=1
f(t)= u(t)  ⇒ F(s)=1/s
f(t)=e^(at) ⇒ F(s)=1/(s-a)
ただしδ(t)はデルタ関数、
u(t)は単位ステップ関数である。

(1)e^(-2t)-1
(2)e^(-t)-e^(-2t)
(3)2e^(-t)-2e^(-2t)
(4)1-2e^(-t)
(5)1-e^(-2t)







⇒正解は(5)です。

2/s(s+2)={(s+2)-s}/s(s+2)=(s+2)/s(s+2)-s/s(s+2)
=1/s-1/(s+2)

1/sの逆ラプラス変換はu(t)、
1/(s+2)の逆ラプラス変換はe^(-2t)

よって求める原関数は
f(t)=u(t)-e^(-2t)

単位ステップ関数u(t)はt≧0においてその値は1です。
よって原関数は
f(t)=1-e^(-2t)
となります。

→令和1年度過去問(問題番号3-12)を確認してみてください。

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では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記転載転送をよろしくお願いします。