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JESは技術士試験専門予備校として、全部門(21部門)の合格ノウハウを教えることを宣言いたします。【代表取締役:坂林和重】 各コース一覧表(PDF)

坂林和重の技術士試験コラム

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合格まで複数年必要な理由は

2022.05.23

【コラム本文】合格まで複数年必要な理由は

貴方は、一般の試験が独学可能なのに対してなぜ技術士試験が独学困難か理解できるでしょうか? 今日は、技術士試験の独学が困難な理由を説明したいと思います。

まず一般の試験とは、危険物・エネルギー管理士・計量士・大学試験・電験・建築士などを言います。これら一般の試験は、問題に対する暗記すべき模範解答が1つだけあります。例えば、水の化学式は、H2Oです。これは、誰が答えても同じ答えになります。もし違う答えを言った人は、参考書などで勉強し直します。すなわち、参考書に模範解答が記述されています。そのため、参考書などで模範解答を見て独学できるのです。問題とその答えをセットで暗記すれば、合格できるのが一般の試験です。

これに対して技術士試験は、違います。このコラムで私(坂林)は、何度も記述しています。技術士試験に模範解答はありません。例えば「人の幸せは何ですか?」という問いに対して「人それぞれです」という答えになります。すなわち、人それぞれで、例えば「長生きが幸せです」という人や「健康です」という人もいるのです。なので、問題と答えをセットで暗記できないのです。模範解答が無いので、参考書で答えを見るという勉強が、できません。

さらに一般の試験であれば、参考書などの模範解答で正しい答えを知ることができます。ですが、技術士試験は、自分の頭で正しいと考えている答を自分の頭で訂正することができないのです。なぜなら、参考にすべき模範解答が無いからです。

技術士試験で合格する方法は、次のいずれかしかありません。

1、添削指導を受ける。(←これが有料セミナーです)

2、複数年受験して合格するまで様々な解答を試してみる。(←これが独学です)

だから、独学で合格するのに数年必要なのです。もし1回の受験で合格したい人は、誰かに勉強を教えてもらうことです。

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。

7月18日(月・祝)に実施される技術士二次試験の筆記試験まであと56日です。頑張って勉強しましょう。

<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、パーソントリップ調査に関する問題です)

来年の試験予想日である2022年11月27日(日)第1次試験まであと188日です。 2022年は、ぜひ合格しましょう。

JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。

第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2021年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。

もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。

 ・基礎科目(←ここをクリック)

適性科目(←ここをクリック)
機械部門(←ここをクリック)
電気電子部門(←ここをクリック)
建設部門(←ここをクリック)

 ・環境部門(←ここをクリック)

 なお、倍速再生すれば、半分の時間で視聴できます。

では、今日のコラムです。さて今日の第一次試験 です。(今日は、パーソントリップ調査に関する問題です)

 

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過去問チェック(都市及び地方計画 H22-27 選択肢順番入替)

パーソントリップ調査に関する次の記述のうち,最も不適切な
ものはどれか。

(1)トリップ(目的トリップ)とは、ある1つの目的のために
行われる1つの交通であり、起点から最初の目的地までの交通が
1トリップとなる。

(2)トリップの起終点を空間的に集計するために、ある空間領域を
ゾーンとして設定する。

(3)スクリーンライン調査は、スクリーンラインに並行する交通量を
把握するものである。

(4)パーソントリップ調査は、一定の調査対象地域内において、
人の動きを調べる調査である。

(5)パーソントリップ調査は、日本においては、昭和42年に
広島都市圏で大規模に実施されて以来、40を超える都市圏域に
おいて実施されている。







⇒答え(3)

(3)が不適切。
スクリーンラインに並行する交通量ではなく、スクリーンラインを
“通過”する交通量を調査するものである。

以上です。

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では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記転載転送をよろしくお願いいします。