坂林和重の技術士試験コラム
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技術士試験の準備で2月中旬に実施すべきこと。
2月中旬になりました。技術士試験の準備は進んでいますか?
3月~4月は、「受験申込書と業務経歴票」を作成します。2月は、準備として「受験申込書と業務経歴票」に記載するネタを集める必要があります。
技術士試験に一発で合格するためには、このネタ集めが重要です。(合格までに複数年を要するとその年数分だけ技術士としての活躍が先延ばしになります)
このネタ集めは、「業務棚卸シート」と「自己分析シート」を使用して技術士試験に適切かどうか判断しながら整理していきます。
今日は、このネタ集めがなぜ重要か説明します。
<重要性>
1、ネタ集めで技術士試験にふさわしい技術的体験論文を決める。
技術的体験論文は、技術士にふさわしい技術的体験をしているかどうかを判定してもらう論文です。そのため 、技術士にふさわしい内容でなければなりません。また、業務経歴票に「いつ経験した体験かわかるように」記載する必要があります。
2、ネタ集めで面接試験を有利にする。
面接試験官は、「受験申込書と業務経歴票」と「技術的体験論文」を見ながら面接を行います。面接のときに、技術士にふさわしい内容とします。
3、ネタ集めで技術士試験にふさわしい業務経歴票を作成する。
面接試験官は、受験生を面接するときに「技術士と名乗らせてもよい人財かどうか」を判定しています。そのため過去の実績である「業務経歴票」をネタ集めで技術士にふさわしい内容とします。
4、ネタ集めで適切な「技術部門・選択科目・専門とする事項」を決める。
自分が一番合格しやすい「技術部門・選択科目・専門とする事項」を業務経歴から決めます。どのような業務経歴をしてきたかを判断します。
このようにネタ集めをして、「業務棚卸シート」と「自己分析シート」で整理することは、技術士試験の準備で真っ先に行う重要な検討事項です。3月から行う「受験申込書と業務経歴票」の作成資料として2月にネタ集めをしましょう。
「業務棚卸シート」と「自己分析シート」は、自分で準備されても良いですし、JESのセミナーに申込まれてJESのシートを使用されても良いと思います。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。