坂林和重の技術士試験コラム
今のお勧めコース
技術的体験論文をとにかく書き始める方法。
2010.09.07
みなさん技術的体験論文の作成は、進んでいますでしょうか。
日々業務に忙しい人もいれば、なんとか時間をねん出できた人もいると思います。
現状で、3~5割の人が、1回目の下書きを終了した程度と思います。
残りの7~5割の人が、書き始めているか、手がつかないでいるかのどちらかだと思います。
論文が手につかない人へ提案です。
まず論文品質を考えずに、論文テーマと項目を書いてみることです。
項目とは、下記です。
(1)わたしの立場と役割
(2)業務を進める上での課題及び問題点
(3)わたしが行った技術的提案
(4)技術的成果
(5)現時点での技術的評価及び今後の展望
論文テーマを1行目に記述して2行目以降に項目を適度の間隔で2ページの原稿用紙に並べます。
次に論文テーマを見ながら、各項目で書ける部分を順不同で書いていきます。
書き込む内容は、日本語になっていなくても今は、問題ありません。いま重要なのは、「何を書くか」を全て書き出すことです。
項目は、内容を気にせず、箇条書きでどんどん書き出しましょう。
気づく項目を全て書き出して、「もう何もない」となったら、次に全体を見渡しながら、項目の順番を修正していきます。
項目の順番を修正したのちに、記述不要と思われる項目を削除します。
次に各項目に肉付けをして文章にしていきます。
ここまで完成したら、まだまだ不十分だと思いますが、指導してくださる技術士に添削してもらいましょう。
今の時期は、始めることが重要です。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。