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受験生同志の説明練習が、なぜ合格に有効か。

2014.04.17

何日か前に受講生同志で説明の練習をしてくださいと書きました。実は、これが非常に重要です。今日は、この説明の練習について書いてみます。

まず、貴方の解答の採点をする人は、貴方と違う分野の専門家です。すなわち、貴方の専門分野については、貴方より専門知識の少ない人です。なぜなら試験問題は、「貴方の・・・について考えを述べよ」という貴方の考えが書かれている事が、ほとんどだからです。にもかかわらず、試験官は、貴方の専門分野をベースにして書かれた論文を採点します。

さてこの状態は、貴方の考えを理解してもらうと言う事です。どのようにして貴方の考えを試験官に解り易く説明するかが貴方には、重要です。

試験官は、貴方の考えを理解する必然性がありません。採点官として貴方の論文を読んでみて、理解して納得できれば、合格と判定しますが、理解も納得もできなければ、不合格と判定するだけです。すなわち貴方を合格させる必然性が無いのです。

しかも採点官は、採点時間が制限されています。合格発表まで間に合わせる必要があるからです。そして採点する論文は、短時間に一気に手書きされた論文です。ペン習字などをやった人であれば良いですが、癖字の人もいます。数千枚の手書き論文を短時間で読む必要があります。

その手書き論文を上から下へ1度だけ読んで、採点します。理解できなくとも2度3度と読み返しません。1度だけ読んで理解できなければ、不合格です。

だから貴方に理解しやすい説明の練習として受験生同志での説明練習をお勧めしています。

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。