坂林和重の技術士試験コラム
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合格する人と不合格の人は、考え方でここが違う。
きょうは、合否を分ける考え方について書いてみます。まず合格する人は、「自分は、やればできる」と考えます。ですが、不合格になる人は、「自分は大丈夫」と考えます。この2つの違いは、次になります。
「自分は、やればできる」:合格する人は、自信をもって合格するための行動を起こします。
「自分は大丈夫」:不合格の人は、自信を持っていますが、行動を起こしません。
すなわち不合格になる人は、根拠のない・行動を伴わない自信を持つのです。
上記を知っても不合格の人は、「確かにその通り」と思うか「そんなことはわかっている」と思いますが、行動を起こしません。合格する人は、「解った今から行動する」となります。この違いは、自分の事として考えるかどうかの違いです。
あるTV番組で次の話をしていました。
毎年交通事故で90万人が負傷して、6千人が亡くなっています。ですが、明日、自分が交通事故にあうと思っている人などいません。だれしも「自分は大丈夫」と思っています。ですが、宝くじはどうでしょう。1億円当選者が、200人と聞けば「ひょっとして自分も当選するかも」と思います。多くの人は(一般的な人は)、自分に都合の良いように考えるものです。
貴方はいかがでしょうか?
8月4日・5日の技術士試験で厳しい結果に成った貴方は、「自分は大丈夫」・「もう少ししたら勉強を始める」・「今やっている事が一段落したら勉強する」・「まだ間に合う」・「来年の試験まで時間がある」等と考えていませんか?
自分に都合の良い考え方をしていたのでは、来年も厳しい結果になります。客観的に物事を考えてください。来年合格する人は、「平成25年度対応の教材」を手に入れて勉強を始めています。すでに平成25年度は、始まっているのです。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。