坂林和重の技術士試験コラム
今のお勧めコース
真の実力者は、周りの意見を聞くことで実力通り合格できる。
みなさんは、これから8月の試験日まで筆記試験の勉強をします。一人でも多くの人が合格できるように、きょうは、自信の持ち方と周りの意見を聞く重要性について説明してみます。
毎年の受験生全員が、受験に対して自信を持っています。自信を持つということは重要で、「合格できると自分の実力を信じで受験」してほしいと思っています。(不合格と思って受験する人は、100%不合格になるからです)
ここで注意したいのは、周りの意見をよく聞くということです。自分の実力を信じて受験する人の中に、自信があり過ぎて自分と違う意見を聞き入れない人がいます。人の意見を聞き入れない人もまた合格にほど遠い人です。 技術士を受験する人は、それぞれの企業で中心的な存在の技術者です。一流大学や大学院を卒業して、学会論文や国際特許を多数出していたり、書籍を何点も出版されている人もいます。このような受験生は、「自分に実力がある」と思っています。 確かに実力があることは、事実です。しかし、受験生の全員が、同じ実力者なのです。自分だけ実力者だと思ってはいけません。自信を持って受験しても合格率が、全国平均で14.8%なのです。 どんな実力者も、合格するために必要なことを理解する必要があります。実力者でも合格に必要なことを理解できた人だけが、合格できるのです。 合格に必要なことを理解するには、知っている人の意見を聞くことです。自分の実力をどのように発揮すれば合格できるか知れば、合格できます。周りの意見を聞くことで実力通り合格できるのです。 受験生の全員が、実力を発揮して一人でも多くの人が合格できることを願っています。 一発合格を目指して頑張りましょう。