坂林和重の技術士試験コラム
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技術士の職務経歴あるいは業務経歴について。
2012.04.01
きょうは、技術士の職務経歴あるいは業務経歴について書いてみます。
重要なのは、受験条件である最近の7年間になります。試験官は、この7年間において技術士にふさわしい職務経歴あるいは業務経歴かどうかを確認します。場合によって10年間を見る場合もあります。なぜなら、7年前から突然技術士にふさわしい業務をすると考えにくいからです。
さて技術士にふさわしいとは、技術士法に照らしてどうかです。あるいは試験の採点条件やその他の資料もあります。試験部会からも公表されている資料があります。それらの資料と照合して技術士にふさわしい職務経歴あるいは業務経歴かとうかを確認します。
それから職務経歴あるいは業務経歴を不連続で記載する人がいます。理由を聞いてみると「記載しない年は、技術士にふさわしくない仕事だったからです」の回答がほとんどです。この不連続は、問題です。
試験官の立場で見たときに、未記載の年があると「何か隠したいことがある」と見えます。
職務経歴あるいは業務経歴は、学校を卒業して就職した年から連続して現在までを記載してください。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。