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技術士試験は、従来の対策が活用できない。技術士試験の合格への王道。

2011.12.20

技術士試験の筆記試験は、論文試験です。今日は、論文試験で行われる技術士試験の最良の受験対策について話してみます。

技術士試験での最良の受験対策は、自分の考え方を技術士にふさわしくすることです。

まず従来の資格試験対策が、技術士試験対策に適応しないことを説明します。

従来の資格試験対策は、問題集や模範解答集を購入して問題と解答を暗記するのが最短合格の王道です。ですが、この方法を活用できる試験は、暗記すべき正解が存在する場合です。

暗記すべき正解がある場合は、問題と正解をセットで暗記します。従来の資格試験対策です。例えば、「応仁の乱(おうにんのらん)は、室町時代の応仁元年(1467年)に発生し、文明9年( 1477年)までの11年間にわたって継続した内乱。」などのように暗記すべき解答がある場合です。

技術士試験は、暗記すべき問題と正解がありません。技術士試験の問題は、次のように出題されます。

技術士試験の問題例として「AにおけるBについてのCを解答せよ。」を考えてみます。模範解答が、【いろは】になったとします。ここで、【いろは】を暗記したとしても、完全に同じ問題が今後出題されることは、100%ありません。なぜなら作問委員も過去問題を確認しているからです。

翌年出題される問題は、別の問題として「AにおけるDについてのCを解答せよ。」であり、少しの違いで模範解答が【にほへ】になるのです。この違いは、無限考えられます。「てにをは」が違うだけでも模範解答は、違います。

すなわち、技術士試験の筆記試験対策は、従来の大学入試や普通の資格試験と同じ受験対策が活用できない試験なのです。

ではどのような受験対策をするかを説明します。筆記試験の目的から考えます。

筆記試験の目的は、「受験生が、技術士にふさわしい人財(人材)かどうか」です。すなわち、技術士試験の筆記試験対策の王道は、技術士にふさわしい人財(=技術士にふさわしい考え方)になることなのです。そうすれば、どのような問題が出題されても合格できます。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。