坂林和重の技術士試験コラム
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技術責任者の言動
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では、皆さん全員の合格を祈念しています。
【コラム本文】技術責任者の言動
技術士試験の本質的な意味と心構えについて、より詳しく説明させていただきます。
技術士試験の真の目的 技術士試験は、単なる技術的知識を問う試験ではありません。この試験の本質は、「あなたは技術分野におけるリーダーとして、適切な判断と責任ある行動ができる人物か」を評価することにあります。これは非常に重要な観点です。なぜなら、技術士は単なる技術者ではなく、プロジェクトや組織の技術的側面における意思決定者としての役割を担うからです。
試験の特徴と評価のポイント
- 論文試験では:
- 技術的な知識だけでなく、問題に対する approach の方法
- 多角的な視点からの分析能力
- 解決策の提案とその実現可能性の検討
- 社会的影響の考慮と対応策 が評価されます。
- 口頭試験では:
- 技術者倫理の理解と実践的な判断力
- コミュニケーション能力
- リーダーとしての資質
- 社会的責任の認識 が重点的に確認されます。
一般的な資格試験との決定的な違い 多くの資格試験は、定められた知識レベルに達していれば合格できます。しかし、技術士試験は異なります。例えば:
- 専門知識が極めて豊富でも、倫理観が不十分であれば不合格
- 技術的能力が高くても、リーダーシップの資質に欠ける場合は不合格
- 知識は十分でも、社会的責任の認識が不足していれば不合格
合格への道筋 技術士を目指す方々には、以下のような日常的な意識と実践が求められます:
- 技術的視点:
- 最新の技術動向の把握
- 専門分野における深い知識の習得
- 関連分野との連携の理解
- マネジメント視点:
- プロジェクト全体を見渡す視野の養成
- リスク管理の意識
- チームマネジメントの考え方
- 社会的視点:
- 技術が社会に与える影響の理解
- 持続可能性への配慮
- 環境負荷の考慮
- 倫理的視点:
- 技術者としての倫理観の確立
- 公益確保の意識
- 説明責任の理解
結論として、技術士試験は「知識試験」ではなく「人物試験」の要素が強いことを理解する必要があります。試験に向けた準備では、技術的知識の習得はもちろんのこと、技術リーダーとしての資質を総合的に高めることが重要です。
日々の業務や学習において、常に「技術責任者としてどう判断し、行動すべきか」という視点を持ち続けることが、合格への近道となります。技術士は、単なる資格ではなく、技術者としての総合的な人格と能力を認定するものだということを、常に心に留めておく必要があります。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。
もし必要あれば、 合格方法の解説セミナー(←ここをクリック)の受講をお勧めします。
一発合格を目指して頑張りましょう。
きょうから2025年7月21日(月・祝)の第2次筆記試験まで196日です。
<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、論理式に関する問題です)
2025年の試験日である2025年11月23日(日)第1次試験日まであと321日です。2025年は、ぜひ合格しましょう。
さて、JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。
第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門、環境部門、上下水道部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2023年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。
もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。
・適性科目(←ここをクリック)
・機械部門(←ここをクリック)
・電気電子部門(←ここをクリック)
・建設部門(←ここをクリック)
では、今日のコラムです。さて今日の第一次試験の問題 です。(今日は、論理式に関する問題です)
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ 皆さん、おはようございます! ★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★ |
では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記・転載・転送をよろしくお願いします。
では、「最短合格」を目指して頑張りましょう。