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口頭試験で不合格になる原因。

2011.11.16

技術士試験で口頭試験は、8割が合格して2割が不合格の試験です。

きょうは、どのような人が不合格になるかを話してみます。

1、準備不足

 まず不合格の原因で一番最初に挙げるのは、準備不足です。筆記試験においては、難関と言うのが良くわかっています。そのため十分な準備をしている人がほとんどです。(準備をしない人は皆無と思います)

平成19年以前に受験した人で「口頭試験は、雑談で合格できた」と話される人がいます。その人にとって雑談だったのかもしれません。いまは雑談で終わることなどありません。聞くべき事を厳しく質問されます。

受験前から聞かれるのが解っている質問は、重要な質問です。模範解答を準備しておきましょう。

2、「知らない」と言ってしまう

 普段普通に話していることも、面接になると緊張して話せなくなります。専門家として当然知っているべき事を「知らない」と言えば、専門家で無くなります。当然不合格です。

ただし、試験官も人間なので「知らないこともあるだろう」と思っています。そこをうまく話して、試験官から解答を引き出します。

3、試験官と議論

 受験生の中には、自分の専門事項を質問されて試験官と意見が違う場合があります。この時に、試験官を論破しようとする人がいます。この場合ほとんどが不合格となります。なぜなら、1件の諮問時間は数分です。その時間内で見解の違いを正すことなどほとんど不可能です。

見解が違うままで面談が終了して、試験官は、「専門知識に問題ある受験生」と判定します。不合格です。

不合格になる原因は、以上の3件でほとんどです。これから受験されるみなさんは、十分準備して合格を勝ち取ってください。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。