技術士試験専門予備校 全部門 完全対応宣言
JESは技術士試験専門予備校として、全部門(21部門)の合格ノウハウを教えることを宣言いたします。【代表取締役:坂林和重】

坂林和重の技術士試験コラム

今のお勧めコース

キーワード学習の壁

2024.10.30

【お知らせ】合格した人残念な結果の人

本日10/29(火)、筆記試験の合格発表が行われました。合格した人、残念な結果の人、それぞれだと思います。ここで立ち止まらずに、次のステップへ進みましょう。

1、合格した人

合格した人は、直ちに口頭試験の準備を開始しましょう。口頭試験の試問は、定番試問とあなただけの試問がります。いずれにしても、コンピテンシー質問です。準備さえすれば、合格できるのが口頭試験です。合格の支援が欲しい人は、模擬口頭試験(D)(←ここをクリック)から申込ください。

2、残念な結果の人

残念な結果の人に大多数は、あと少しで合格できる人です。あと少しとは、試験に出るキーワードを知らない事です。解答に書くべきキーワードを知らない人です。JESでは、合格方法を支援しています。もし支援の欲しい人は、2025年合格目指す人の第二次試験合格支援(←ここをクリック)から申込ください。

【コラム本文】キーワード学習の壁

キーワード学習には、いくつかの壁があります。きょうは、その壁について書いてみます。

1つ目の壁

1つ目の壁は、始めるという壁です。キーワード学習を始めない人の多くは、「もう少し先で始める」と思っています。ですが、もう少し先で始めるつもりの人は、始めた時には手遅れになっています。この壁を乗り越えるには、何も考えずにまず始めることです。いったん始めれば、半分終わったようなものです。あとは、ランナーズハイのように続けることができます。

2つ目の壁

2つ目の壁は、続けることです。1個目のキーワードを作成するのに1週間かかる人もいます。そして、1日で1~2個作成できるまで何日も時間がかかります。1日2個作成できる前に、「できない」と思ってやめてしまいます。この壁を乗り越えるには、1日2個作成できるまでやめないことです。途中で諦めるからできないのです。もし止めたくなったら、動機をもう一度考える事です。メリット・ディメリットを考える事です。

3つ目の壁

3つ目の壁は、キーワード学習の品質です。多くの人は、キーワードに三分割展開法を適用できないと言います。「1.原理原則基礎技術」は、書けるが「2.課題」「3.問題点」「4.将来動向」は、無いから書けないと言います。しかし本当は、無いから書けないのでなく気付かないから書けないのです。なぜなら、将来性の無い技術法律社会制度など無いからです。将来性の無い技術は、技術士が担当すること不要です。必ず将来性があります。この壁を乗り越えるには、あとから追記できるように空欄にすることです。キーワード学習は、1回で完成させる必要有りません。

4つ目の壁

4つ目の壁は、技術士試験の筆記試験への適用です。キーワード学習が目的になる人がいます。キーワード学習の目的は筆記試験対策です。この壁を乗り越えるには、常にキーワード学習で筆記試験の解答が書けることを確認してください。キーワード学習の資料を見ながら、解答論文の作成をしてみる事です。

以上でいくつかの壁を書きましたが、1つ目の壁が最難関です。1つ目の壁さえ乗り越えれば、あとは楽です。

2025年度受験対策

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

平成24年度無料セミナー開始

きょうから2025年7月21日(月・祝)の第2次筆記試験まで264日です。

<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、パワーエレクトロニクス に関する問題です)

2024年の試験日である2024年11月24日(日)第1次試験日まであと25です。2024年は、ぜひ合格しましょう。

さて、JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。

第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門、環境部門、上下水道部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2023年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。

もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。

基礎科目(←ここをクリック)

適性科目(←ここをクリック)
機械部門(←ここをクリック)
電気電子部門(←ここをクリック)
建設部門(←ここをクリック)

環境部門(←ここをクリック)

上下水道部門(←ここをクリック)

 では、今日のコラムです。さて今日の第一次試験の問題 です。(今日は、パワーエレクトロニクスに関する問題です)

 

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皆さん、おはようございます!
電気電子 担当講師の永澤 一也です。
一日が始まる前に、復習クイズに取り組んでみましょう!!

【復習クイズ】
パワーエレクトロニクスに関する次の記述のうち,誤って
いるものはどれか。

(1)サイリスタは,ゲート信号によりターンオンできるが,
自己消弧能力はない。

(2)パワートランジスタはバイポーラ接合形の素子で,
コレクタ電流をベース電流で制御する。

(3)サイクロコンバータは,ある周波数の交流を別の周波数の
交流に変換する直接式周波数変換装置の1つである。

(4)パワーMOSFET(Metal Oxide Semiconductor Field Effect
 Transistor)は多数キャリアによる素子で,ターンオン・
 ターンオフともに高速で,電圧駆動形のためスイッチング
 素子も小さい。
 
(5)直流から交流への変換を順変換,交流から直流への変換を
逆変換という。インバータは逆変換を行う。

【正答】(5)

【解説】本問は,パワー半導体関連の知識問題です。
過去問題演習を通して,正答を導けるようにしましょう。

(1)○。アノード・カソード間に順方向電圧が印加された
状態でゲート信号をターンオンするため,ゲート信号により
オンのタイミングを制御できます。その一方で,ゲート信号
を切ってもオン状態を維持するため,自己消弧能力は
ありません。

(2)○。パワートランジスタは導通時の抵抗が低く大電流に
適しているものの,ターンオフ時間は長いです。

(3)○。サイクロコンバータは,直流を介さずにそのまま
異なる周波数の交流電力に変換します。

(4)○。パワーMOSFETは,ゲートに電圧印加しない限り
オフ状態を維持します。また,高速スイッチングが可能
であり, スイッチング周波数は数十~数百kHzです。

(5)×。交流⇒直流が順変換,直流⇒交流が逆変換です。
インバータは逆変換で正しく,コンバータは順変換です。

【参考文献】-


いかがでしたか?
上記のクイズは、テーマ「11)電気応用-パワー半導体-」に
関する内容でした。

本科目について少しでも疑問点がある場合には、お気軽に
ご質問ください。
お一人お一人の知識レベルは違って当然ですので、何でも
お聞きいただければと思います。
本日も一日頑張っていきましょう!

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では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記転載転送をよろしくお願いします。