技術士試験専門予備校 全部門 完全対応宣言
JESは技術士試験専門予備校として、全部門(21部門)の合格ノウハウを教えることを宣言いたします。【代表取締役:坂林和重】

坂林和重の技術士試験コラム

今のお勧めコース

解りやすい高度な論文

2024.06.08

【コラム本文】解りやすい高度な論文

「高度な論文=解り難い論文」と誤解している人がいるようです。

そこで今日は、解り易くて高度な論文を記述するための基本について紹介します。「書籍:合格する技術論文の書き方」に書かれている内容です。

1、文書を読みやすくする。

文書を読みやすくするには、(1)文書作法と(2)作文技術があります。代表的なものは、ごく一部ですが、下記です。

(1)文書作法

a、誤字脱字をなくす

b、「である調」に統一する

c、主語を必ず書く

(2)作文技術

a、文書構成(起承転結)を考えて書く

b、短文で記述する

c、一文一意で書く

2、技術レベルを高く表現するために

技術レベルを高く表現するために次の書き方をします。

a、専門用語で記述する

b、数値を必ず入れる

c、自分の見解を明言する

3、その他

その他にも、意見を言いきる自分の意見として書くなどもあります。また何度も推敲することを忘れないでください。場合によって、家族に読んでもらい意見を聞くのもよい方法です。

解りやすく高いレベルの論文にするためのテクニックを駆使して解り易くて高度な合格論文を書いてください。

では、一発合格を目指して頑張ってください。

平成24年度無料セミナー開始

きょうから2024年7月15日(月・祝)の第2次筆記試験まで37日です。

<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、環境に関する問題です)

2024年の試験日である2024年11月24日(日)第1次試験日まであと169です。2024年は、ぜひ合格しましょう。

さて、JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。

第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門、環境部門、上下水道部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2023年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。

もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。

基礎科目(←ここをクリック)

適性科目(←ここをクリック)
機械部門(←ここをクリック)
電気電子部門(←ここをクリック)
建設部門(←ここをクリック)

環境部門(←ここをクリック)

上下水道部門(←ここをクリック)

 

では、今日のコラムです。さて今日の第一次試験の問題 です。(今日は、環境に関する問題です)

 

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皆さん
JES講師、環境部門 一次試験講師の濱崎です。

今回取り上げるのは、 
(地球環境の保全×温暖化×制度×京都議定書)のマトリックス
セルに分類される平成26年3-21からの出題です。

3-21 京都議定書及び地球温暖化防止対策に関する次の記述のうち
最も不適切なものはどれか。

(1)京都議定書の附属書1国による温室効果ガス排出量削減の
第一約束期間は,2008年から2012年の5年間である。

(2)京都議定書に規定されている京都メカニズムは,クリーン開発
メカニズム(CDM),共同実施(JI)及び国際排出量取引の
3つからなる。

(3)共同実施(JI)とは,先進国が途上国内で排出削減等の
プロジェクトを実施し,その結果としての削減量・吸収量を
排出枠として先進国が取得できる仕組みである。

(4)カーボン・オフセットとは,社会の構成員が自らの日常生活や
企業活動等による温室効果ガス排出量のうち削減が困難な量の
全部又は一部を,ほかの場所で実現した温室効果ガスの排出削減や
森林の吸収等をもって埋め合わせる活動である。

(5)カーボンフットプリント制度とは,商品やサービスの
原材料調達から廃棄・リサイクルに至るまでのライフサイクル
全体における温室効果ガス排出量を二酸化炭素量に換算して
表示する仕組みである。

答 (3)

(3)「共同実施(JI)とは,先進国が途上国内で排出削減等の
プロジェクトを実施し,その結果としての削減量・吸収量を
排出枠として先進国が取得できる仕組みである。」の不適切な
箇所は、「途上国」で、正しくは、「別の先進国」である。
適切な内容に修正したものを次に示す。「共同実施(JI)とは,
先進国が別の先進国内で排出削減等のプロジェクトを実施し,
その結果としての削減量・吸収量を排出枠として先進国が取得
できる仕組みである。」

環境部門の受験対策は頻出過去問の演習が重要です。
((地球環境の保全×温暖化×制度×京都議定書))のマトリックス
セルに分類される問題は、平成24年3-14に(2)以外が同じ問題が
平成25年の3-13に(3)以外の選択肢が同じ問題が出題されている。
併せてご確認下さい。

以上

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では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記転載転送をよろしくお願いします。