技術士試験専門予備校 全部門 完全対応宣言
JESは技術士試験専門予備校として、全部門(21部門)の合格ノウハウを教えることを宣言いたします。【代表取締役:坂林和重】 各コース一覧表(PDF)

坂林和重の技術士試験コラム

今のお勧めコース

動画コース(A+B+C)
【技術士第一次試験】動画学習コース
今のお勧めはこちらです
2023年度のセミナーは、全て終了いたしました。
多くの参加をありがとうございました。

合否を決めましょう

2023.05.30

【お知らせ】動画コースの紹介

1)第一次試験

JESでは、動画を見て勉強する動画コースがあります。第一次試験は、過去問題の類似問題が出題されます。そのため、過去問題を繰り返し勉強するのが常套手段です。JESでは、過去問題で繰り返し出題される問題を分析してまとめました。もしよかったら、【技術士第一次試験】動画学習コース(←ここをクリック)をご覧になってください。

第一次試験 動画学習コース

2)第二次試験

第二次試験の合格を目指す人であと少し情報があれば合格できる人がいます。そんな合格情報だけほしい人用に、JESのセミナーで行われている、講演動画を視聴できるコースがあります。そんな合格直前の人用のコースである、動画コース(←ここをクリック)をご覧になってください。

技術士第二次試験 動画学習コース

【コラム本文】合否を決めましょう

セミナーで教えられるのは、『これを勉強すれば、合格できますよ』という内容です。実際に勉強するかどうかは、本人が決めることです。今日は、そんなことを書いてみます。

技術士試験というのは、そもそも『私は技術責任者=技術士にふさわしい人材です。だから技術士として認めてください』と主張して受験します。技術責任者に求められる資質とは何かを知らない人もいるので、試験問題を通して指導するのがJESです。資質とは、専門知識応用能力課題解決能力課題遂行能力8つの資質・などです。しかし実際に身に着けるのは、本人です。

例えば、『勉強する気力が出ない』という人がいます。しかし、モチベーションは、本人の心の問題です。『努力は嫌だけど試験に合格したい』という人もいます。そのような人は、機械的合格論文作成法をお教えしても合格が難しいようです。合格を決めるのは貴方です。

JESでは、機械的合格論文作成法(ひな形論文・テンプレート法)を添削無制限で学習しました。あとは、キーワード学習が300個に到達するだけです。

一発合格を目指して、一緒に頑張りましょう。

きょうから2023年7月17日(月・祝)の第2次試験まで48です。

<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、環境保全,環境管理に関する問題です)

2023年の試験予想日である2023年11月26日(日)第1次試験まであと180日です。 2023年は、ぜひ合格しましょう。

JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。

第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門、環境部門、上下水道部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2023年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。

もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。

基礎科目(←ここをクリック)

適性科目(←ここをクリック)
機械部門(←ここをクリック)
電気電子部門(←ここをクリック)
建設部門(←ここをクリック)

環境部門(←ここをクリック)

上下水道部門(←ここをクリック)

 

では、今日のコラムです。さて今日の第一次試験の問題 です。(今日は、環境保全,環境管理に関する問題です)

 

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環境保全,環境管理に関する次の記述のうち,最も不適切な
ものはどれか。

(1) 環境基本法に基づく環境基準とは,大気の汚染,水質の
汚濁,土壌の汚染及び騒音に係る環境上の条件について,
それぞれ,人の健康を保護し,及び生活環境を保全する上で
維持されることが望ましい基準をいう。

(2) クリーン開発メカニズムとは,京都議定書の温室効果
ガス削減約束を達成するに当たって導入された制度であり,
先進国と途上国が共同で排出削減 植林事業を行い,その結果
生じた削減量 吸収量を「認証された排出削減量」として
先進国等が獲得できるものである。

(3) カーボンニュートラルとは,食品や日用品等について,
原料調達から製造 流通 販売 使用 廃棄の全過程を通じて
排出される温室効果ガス量を二酸化炭素に換算し,「見える化」
したものである。

(4) 地球温暖化防止に向けた対策は大きく緩和策と適応策に
分けられるが,緩和策は地球温暖化の原因となる温室効果ガス
の排出を削減して地球温暖化の進行を食い止め,大気中の
温室効果ガス濃度を安定させる対策のことをいう。

(5) 製品に関するライフサイクルアセスメントとは,資源の
採取から製造,使用,廃棄,輸送など全ての段階を通して
環境影響を定量的,客観的に評価する手法をいう。





****************
【正答】(3)
環境に関する正誤問題。

(1) 適切。環境基本法第十六条の条文。

(2) 適切。クリーン開発メカニズムは,京都議定書に
盛り込まれた京都メカニズムの1つ。

(3) 不適切。記述はカーボンフットプリントの内容。
カーボンニュートラルとは温室効果ガスについて、
「排出を全体としてゼロにする」とのべているところです。
「全体としてゼロに」とは,「排出量から吸収量と除去量を
差し引いた合計をゼロにする」ことを意味します。つまり,
排出を完全にゼロに抑えることは現実的に難しいため,
排出せざるを得なかったぶんについては同じ量を「吸収」
または「除去」することで,差し引きゼロ,正味ゼロ
(ネットゼロ)を目指しましょう,ということです。これが,
「カーボンニュートラル」の「ニュートラル(中立)」が
意味するところです。そのためには,まずは排出する
温室効果ガスの総量を大幅に削減することが大前提と
なります。

(4) 適切。適応策は,すでに起こりつつある,あるいは
起こりうる地球温暖化による影響に対して,自然や
人間関係のあり方を調整すること。

(5) 適切。設問のとおり。
したがって,(3)が正答となる。





「こんなこと聞いていいのかな?」など気にせず、何でも
質問してください。(過去問のこの問題を解説してほしい
などもOKです。)
質問をお待ちしております。(^^)

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では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記転載転送をよろしくお願いいします。