技術士試験専門予備校 全部門 完全対応宣言
JESは技術士試験専門予備校として、全部門(21部門)の合格ノウハウを教えることを宣言いたします。【代表取締役:坂林和重】 各コース一覧表(PDF)

坂林和重の技術士試験コラム

今のお勧めコース

技術士は論を文にする試験

2023.05.29

【お知らせ】動画コースの紹介

1)第一次試験

JESでは、動画を見て勉強する動画コースがあります。第一次試験は、過去問題の類似問題が出題されます。そのため、過去問題を繰り返し勉強するのが常套手段です。JESでは、過去問題で繰り返し出題される問題を分析してまとめました。もしよかったら、【技術士第一次試験】動画学習コース(←ここをクリック)をご覧になってください。

第一次試験 動画学習コース

2)第二次試験

第二次試験の合格を目指す人であと少し情報があれば合格できる人がいます。そんな合格情報だけほしい人用に、JESのセミナーで行われている、講演動画を視聴できるコースがあります。そんな合格直前の人用のコースである、動画コース(←ここをクリック)をご覧になってください。

技術士第二次試験 動画学習コース

【コラム本文】技術士は論を文にする試験

技術士試験は論文試験だと言われています。今日は、論文試験の意味を書いてみます。

論文試験と聞くと貴方はどのような試験だと思いますか? 単に記述式の試験だと考えると間違いです。記述で類似のものに下記が有ります。

_ 1、読書感想文
_ 2、報告書
_ 3、会議議事録

それぞれは、違うものです。「1、」は、本を読んだ時の貴方の感じたことを記述した文章です。「2、」は、何かを確認した事実を記述した文章です。「3、」は、会議の記録を記述した文章です。

では、論文とは何かを考えてみます。論文とは、貴方の考え文章にしたものです。だから論文といいます。すなわち、論文は、貴方の考えを記述するのが基本です。

にもかかわらず、技術士試験が、単なる記述試験だと考えると高得点を得られません。単なる記述試験だと考えて解答を書くと50点~60点の得点となります。ときには、『知るところを述べよ』という問題でギリギリ60点で合格する人もいます。ですが、多くの人は、厳しい結果になる事が多いです。

もし貴方が、確実に合格したいのであれば、論文試験である事をしっかりと意識して解答を記述してください。

では、最短合格を目指して頑張りましょう。

きょうから2023年7月17日(月・祝)の第2次試験まで49です。

<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、環境に関する問題です)

2023年の試験予想日である2023年11月26日(日)第1次試験まであと181日です。 2023年は、ぜひ合格しましょう。

JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。

第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門、環境部門、上下水道部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2023年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。

もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。

基礎科目(←ここをクリック)

適性科目(←ここをクリック)
機械部門(←ここをクリック)
電気電子部門(←ここをクリック)
建設部門(←ここをクリック)

環境部門(←ここをクリック)

上下水道部門(←ここをクリック)

 

では、今日のコラムです。さて今日の第一次試験の問題 です。(今日は、環境に関する問題です)

 

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皆さん
JES講師、環境部門 一次試験担当の濱崎です。
今回取り上げるのは、 
(自然生態系及び風景の保全×対策×国立公園×特徴)の
マトリックスセルに分類される平成30年3-25からの出題です。

3-25 屋久島国立公園,奄美群島国立公園,やんばる国立公園
,西表石垣国立公園及び 小笠原国立公園の特徴に関する次の
記述のうち,最も不適切なものはどれか。

(1)屋久島国立公園:九州最高峰の山々がそびえる急峻な地形を
有し,樹齢千年を超える  スギなどの巨樹・巨木の天然林が
広がる島と,現在も火山活動が続く薩南諸島最大の火山島から
構成されている。

(2)奄美群島国立公園:公園区域の大半は海域からなる。透明度の
高い海域景観,サンゴ 礁,ザトウクジラの繁殖海域,海食崖など
とともにそこに発達した風衝地特有の植生など,海と陸が連続した
多様な景観を有する。

(3)やんばる国立公園:亜熱帯照葉樹林が広がり,琉球列島の
形成過程を反映して形成された島々の地史を背景に,
ヤンバルクイナなどの固有動植物や希少動植物が生息・
生育している。

(4)西表石垣国立公園:亜熱帯性常緑広葉樹林や我が国最大規模の
マングローブ林,サンゴ礁など,豊かな自然環境からなる
亜熱帯特有の自然景観と,伝統的な沖縄らしさが息づく
人文景観を有する。

(5)小笠原国立公園:亜熱帯の島々から構成されている。これらの
島々は大陸と陸続きに  なったことがない「海洋島」であり,
独自の進化を遂げた動植物や生態系が広がっている。

答 (2)

(2)「奄美群島国立公園:公園区域の大半は海域からなる。
透明度の高い海域景観,サンゴ 礁,ザトウクジラの繁殖海域,
海食崖などとともにそこに発達した風衝地特有の植生など,
海と陸が連続した多様な景観を有する。」は「奄美群島国立公園」
が不適切で、「慶良間諸島国立公園」が適切な表現です。

環境部門の受験対策は頻出過去問の演習が重要です。
(自然生態系及び風景の保全×対策×国立公園×特徴)の
マトリックスセルに分類される問題は、平成29年3-25でも
(1)~(5)を入れ替えただけの同じ問題が出題されております。
併せて確認下さい。

なお、奄美群島国立公園の特徴は「九州と沖縄の間に位置する
8つの友人島からなる公園。アマミノクロウサギなどの
多種多様な固有・希少動植物が集中して分布する亜熱帯照葉樹林の
他、世界的北限に位置するサンゴ礁、マングローブや干潟等多様な
自然環境を有する。」
以上

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では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記転載転送をよろしくお願いいします。