技術士試験専門予備校 全部門 完全対応宣言
JESは技術士試験専門予備校として、全部門(21部門)の合格ノウハウを教えることを宣言いたします。【代表取締役:坂林和重】

坂林和重の技術士試験コラム

今のお勧めコース

内容が伝わらなければ不合格

2023.05.24

【お知らせ】動画コースの紹介

1)第一次試験

JESでは、動画を見て勉強する動画コースがあります。第一次試験は、過去問題の類似問題が出題されます。そのため、過去問題を繰り返し勉強するのが常套手段です。JESでは、過去問題で繰り返し出題される問題を分析してまとめました。もしよかったら、【技術士第一次試験】動画学習コース(←ここをクリック)をご覧になってください。

第一次試験 動画学習コース

2)第二次試験

第二次試験の合格を目指す人であと少し情報があれば合格できる人がいます。そんな合格情報だけほしい人用に、JESのセミナーで行われている、講演動画を視聴できるコースがあります。そんな合格直前の人用のコースである、動画コース(←ここをクリック)をご覧になってください。

技術士第二次試験 動画学習コース

【コラム本文】内容が伝わらなければ不合格

ときどき見かけるのですが、内容の伝わらない文章を書く人がいます。今日は、内容を伝える重要性について書いてみます。

添削指導を受ける前の文章を拝見すると、約半数の人が、何を書いているのか内容の伝わらない文章を書いています。特に複数年で不合格になる人に多い傾向にあります。当然ですが、文章を書いている本人は内容をよく理解しているので内容が伝わると思っています。本人は、大丈夫と思っています。だから複数年で不合格なのです。複数年で不合格になっている貴方の事です。

技術士試験の解答で採点官に内容が伝わらないとどのように採点されるか説明してみます。

まず採点官は、解答を読んで意味が理解できないと「何を書いているのだろうか?」と一瞬考えます。ですが、解答文を読み返しません。なぜなら、膨大な手書き文章を手渡されて「期限までに採点して下さい」と試験センターから指示されます。そのため、内容の理解できない文章の場合は、意味不明の文章として採点します。すなわち、不合格です。これは、内容の正否を問いません。内容が正しくても意味が不明であれば不合格判定します。なぜなら、コンピテンシーのうちでコミュニケーション能力が不足しているからです。

私(坂林)が考えるに、不合格の大部分が、内容の伝わらない文章で不合格判定されていると思っています。複数回不合格になっている貴方も同じです。貴方の書いた文章の内容が、採点官に伝わらないのです。

今年の試験で合格したい貴方は、内容を伝える事を最優先にしてください。内容が伝わって初めて採点してもらえます。内容の伝わる範囲で一番高度な内容を記述してください。内容が伝わらなければ、即決で不合格判定です。

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。

きょうから2023年7月17日(月・祝)の第2次試験まで54です。

<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、環境に関する問題です)

2023年の試験予想日である2023年11月26日(日)第1次試験まであと186日です。 2023年は、ぜひ合格しましょう。

JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。

第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門、環境部門、上下水道部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2023年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。

もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。

基礎科目(←ここをクリック)

適性科目(←ここをクリック)
機械部門(←ここをクリック)
電気電子部門(←ここをクリック)
建設部門(←ここをクリック)

環境部門(←ここをクリック)

上下水道部門(←ここをクリック)

 

では、今日のコラムです。さて今日の第一次試験の問題 です。(今日は、石油情勢に関する問題です)

 

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石油情勢に関する次の記述の,[   ]に入る数値又は語句の
組合せとして,最も適切なものはどれか。

日本で消費されている原油はそのほとんどを輸入に頼って
いるが,財務省貿易統計によれば輸入原油の中東地域への
依存度(数量ベース)は2019年で約[ ア ]%と高く, 

その大半は同地域における地政学的リスクが大きい[ イ ]海峡
を経由して運ばれている。また,同年における最大の輸入
相手国は[ ウ ]である。鉱物性燃料における原油(粗油 を
含む)及び石油製品の輸入金額が日本の総輸入金額に
占める割合は約[ エ ]%となった。

ア    イ     ウ      エ
(1)93 マラッカ アラブ首長国連邦 10
(2)93 ホルムズ サウジアラビア  20
(3)90 マラッカ サウジアラビア  20
(4)90 ホルムズ アラブ首長国連邦 20
(5)90 ホルムズ サウジアラビア  10



****************
【正答】(5)
エネルギーに関する穴埋め問題。

2019年の統計によれば,原油の[99.6]%を海外に依存しており,
地域別輸入先では中東地域が約89.6%を占め,国別輸入先では
サウジアラビアが第1位(34.1%)となっている(アラブ首長国
連邦は第2位(32.7%))。また,日本の総輸入金額に占める
原油・石油製品の輸入金額の割合は約10.3%となっています。
ホルムズ海峡は,中東地域の産油国が臨むペルシャ湾の
出入り口にあたる。

したがって(ア)90(イ)ホルムズ(ウ)サウジアラビア
(エ)10の語句となる。
したがって,(5)が正答となる。


「こんなこと聞いていいのかな?」など気にせず、何でも
質問してください。(過去問のこの問題を解説してほしい
などもOKです。)
質問をお待ちしております。(^^)

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 

では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記転載転送をよろしくお願いいします。