技術士試験専門予備校 全部門 完全対応宣言
JESは技術士試験専門予備校として、全部門(21部門)の合格ノウハウを教えることを宣言いたします。【代表取締役:坂林和重】 各コース一覧表(PDF)

坂林和重の技術士試験コラム

今のお勧めコース

貴方の理想技術論文では不合格

2023.05.20

【お知らせ】動画コースの紹介

1)第一次試験

JESでは、動画を見て勉強する動画コースがあります。第一次試験は、過去問題の類似問題が出題されます。そのため、過去問題を繰り返し勉強するのが常套手段です。JESでは、過去問題で繰り返し出題される問題を分析してまとめました。もしよかったら、【技術士第一次試験】動画学習コース(←ここをクリック)をご覧になってください。

第一次試験 動画学習コース

2)第二次試験

第二次試験の合格を目指す人であと少し情報があれば合格できる人がいます。そんな合格情報だけほしい人用に、JESのセミナーで行われている、講演動画を視聴できるコースがあります。そんな合格直前の人用のコースである、動画コース(←ここをクリック)をご覧になってください。

技術士第二次試験 動画学習コース

【コラム本文】貴方の理想技術論文では不合格

貴方は、貴方の求めている最高の技術士論文を書いて試験に合格しようと考えているかもしれません。しかしその考えでは、当分技術士試験に不合格です。なぜならば、貴方の考えている論文試験官の考えている論文は、違うものだからです。貴方が考えるべきなのは、試験官の求めている最高の技術士論文を書く事です。論文を書くときは、「試験官は、ここで何を求めているのだろうか?」と考えて書くのです。

例えばです。貴方が恋人をデートに誘う事を考えてください。恋人を貴方が最高と思う場所に誘うのです。その場所が、あなたの行きたかった競馬場だとします。競馬場のすばらしさを熱く語り、貴方がフアンになっている騎手やサラブレッドを応援しに行こうと誘っても恋人は、「ウン」と言わないと思います。恋人が考えているのは、貴方と話をしたいのかもしれません。騎手やサラブレッドを応援しに行くのは、貴方と一緒のときで無くて良いのです。貴方と話がしたいと考えている恋人には、「レストランへ美味しい食事をしに行こう」と誘えば、即良い返事がもらえると思います。

このように、貴方が望む結果を相手に求めるのであれば、相手が何を考えているかを考えるのです。技術士試験の合否判定基準は、貴方の中にあるので無く試験官の中にあります。貴方の理想に合わせて論文を書くのでなく、試験官の理想に合わせて論文を書くのです。そうすれば、試験官は、貴方の望む結果(すなわち試験の合格)を出してくれます。

貴方で無く試験官が求めている理想技術論文で、一発合格しましょう。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

きょうから2023年7月17日(月・祝)の第2次試験まで58です。

<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、流体工学に関する問題です)

2023年の試験予想日である2023年11月26日(日)第1次試験まであと190日です。 2023年は、ぜひ合格しましょう。

JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。

第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門、環境部門、上下水道部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2023年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。

もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。

基礎科目(←ここをクリック)

適性科目(←ここをクリック)
機械部門(←ここをクリック)
電気電子部門(←ここをクリック)
建設部門(←ここをクリック)

環境部門(←ここをクリック)

上下水道部門(←ここをクリック)

 

では、今日のコラムです。さて今日の第一次試験の問題 です。(今日は、流体工学に関する問題です)

 

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復習クイズ(流体工学)

流体機械について
入口から大気圧の空気を吸い込んで、管内径が100mmの
出口管から圧縮空気を送り出しているコンプレッサーを
考える。

入り口では、密度1.2kg/m^3の空気が
毎分600Lで吸い込まれている。

出口での空気の密度は4.8kg/m^3となっている。
流れは定常とする。

出口管内の空気の平均流速として最も近い値はどれか。

(1)  19  m/s

(2) 320  m/s

(3) 0.27 m/s

(4) 3.1  m/s

(5) 0.32 m/s







⇒正解は(5)です。

入口の状態に添え字1
出口の状態に添え字2をつけて、
連続の式は次式の通りです。

ρ2×Q2≅ρ1×Q1・・・(1)
ρ:密度
Q:質量流量
いま出口の管内径をd、流速をV2とすると、
Q2≅π×d^2/4×V2
となります。
よって(1)式は次のようになります。
ρ2×πd^2/4×V2≅ρ1×Q1
V2=4×ρ1×Q1/(ρ2×π×d^2)・・・(2)
問題文から
ρ1=1.2
ρ2=4.8
Q1=600[L/min]×10^-3/60[m^3/s]
d =0.1[m]
以上を(2)式に代入すると
V2=0.32[m/s]となります。

よって解答は(5)となります。

→平成30年度過去問(問題番号3-31)
を確認してみてください。

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では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記転載転送をよろしくお願いいします。