技術士試験専門予備校 全部門 完全対応宣言
JESは技術士試験専門予備校として、全部門(21部門)の合格ノウハウを教えることを宣言いたします。【代表取締役:坂林和重】 各コース一覧表(PDF)

坂林和重の技術士試験コラム

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願書は完成しましたか?

2023.03.17

【お知らせ】JESの公式書籍合格ノウハウ公開


JESの公式書籍合格ノウハウ公開)】

この度、2023年度対応のJES教材としての書籍第3版を改定出版いたしました。

この書籍は、2022年7月18日に実施した問題を分析した最新版【第3版】となっております。

また、JESは、この書籍で2023年の合格を目指す受験生の皆さんを合格支援しています。最新の試験問題を分析した書籍で、2023年度の合格を目指しましょう。もし、購入していただける方は、Amazon(←ここをクリック)または、下記リンクから申し込みください。

技術士試験第二次試験 合格する技術論文の書き方 第3版

  • 著者: 足立 富士夫, 大森 高樹, 小西 和洋, 坂林 和重
  • 出版社名: 弘文社
  • 発行年月: 2022/12/24

販売価格: 3,300円 【送料無料】

JESが渾身の力をこめてコンピテンシーを分析! 最新情報から出題される所を解説!
2022年度(令和4年度)の出題内容を盛り込んで新発売!(2023年度の受験対策に最適です)

 

 

 

 

【コラム本文】願書は完成しましたか?

受験申込書及び実務経験証明書の下書きは、できましたか? 10日後の来週の3月27日(月)には、試験センターから受験案内の配布が始まります。10日後からは、清書をしてください。

さて今日は、「受験申込書及び実務経験証明書」の必須項目と試験官に質問させるテクニックを説明したいと思います。

まず一番重要なのが、技術士法第二条です。第二条第1項に次のように記載されています。

(定義) 
技術士法第二条   この法律において「技術士」とは、第三十二条第一項の登録を受け、技術士の名称を用いて、科学技術(人文科学のみに係るものを除く。以下同じ。)に関する高等の専門的応用能力を必要とする事項についての計画研究設計分析試験評価又はこれらに関する指導の業務(他の法律においてその業務を行うことが制限されている業務を除く。)を行う者をいう。

すなわち技術士試験は上記ができる人でなければ不合格なのです。実務経験証明書は、この赤文字部分の条件をできれば10年間、最低でも受験条件の4年間7年間の年数分だけ満足させる必要があります。もちろん技術士ですからベテラン技術者です。「計画・・・評価」が、2項目以上あるのが望ましいです。さらに、技術的な指導をしているのが望ましいです。これらの条件を満足して無い人は、ほぼ絶望的です。合格の必須条件です。ただし、「計画・・・評価」の言葉を書くと説明を求められます。例えば、計画と書いた場合、計画について5W2Hで説明できるようにするなどの準備が必要です。

さらに720文字の詳細業務では、課題も重要です。720文字の詳細業務は、科学技術に関する高等の専門的応用能力を必要とする技術士らしい課題のある業務であることが必須条件です。これらを満足しない業務は、技術士に不適切業務として不合格判定になります。貴方でなければ成し得なかった業務である必要があります。誰でもできる業務では、「貴方でなくても誰でもできた業務ですね」と判定されて不合格となります。

質問させるテクニックとしては、「大きな課題として3つありました。そのうちの1つを詳しく説明すると・・・となります。」と書けば、誰でも残り2つを聞きたくなります。その他でも「重大な問題がありました」と書けばどのような問題か聞きたくなります。さらに試験官は貴方と同じ業界の技術者です。業界の中で興味のある話を記述すると質問したくなります。それらのテクニックを駆使して720文字詳細業務を記述してください。予定通り質問してもらえば、事前準備してある模範解答を説明して合格できます。

これらを十分踏まえて20分間の質問に耐えられる合格判定してもらえる「受験申込書及び実務経験証明書」を作成してください。

では、「最短合格」を目指してJES技術士合格セミナー(←ここをクリック)で一緒に頑張りましょう。

きょうから2023年7月17日(月・祝)の第2次試験まで122です。

<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、環境に関する問題です)

2023年の試験予想日である2023年11月26日(日)第1次試験まであと254日です。 2023年は、ぜひ合格しましょう。

JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。

第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門、環境部門、上下水道部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2023年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。

もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。

基礎科目(←ここをクリック)

適性科目(←ここをクリック)
機械部門(←ここをクリック)
電気電子部門(←ここをクリック)
建設部門(←ここをクリック)

環境部門(←ここをクリック)

上下水道部門(←ここをクリック)

 

では、今日のコラムです。さて今日の第一次試験の問題 です。(今日は、環境に関する問題です)

 

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皆さん
JES講師、環境部門 一次試験講師の濱崎です。

今回取り上げるのは、 
(環境の状況の測定分析及び監視*水質*工場排水試験法×JIS K102)
のマトリックスセルに分類される令和元年3-16からの出題です。
3-16 日本工業規格(2019年7月1日に日本産業規格に名称変更)
JIS K 0102:2016(工場排水試験方法)に関する次の記述のうち,
最も不適切なものはどれか。

(1)フェノール類は変化し易いため,直ちに分析できない場合には
,りん酸でpH調整し,硫酸銅(II)五水和物を加えて冷暗所に
保存する。

(2)ランタンーアリザリンコンプレキソン吸光光度法によるふっ素
化合物分析は,一般に,陰イオンよりもアルミニウムや鉄などの
陽イオンの影響が多い。

(3)生物化学的酸素消費量(BOD)の試験において,試料中に
好気性の微生物及び細菌が存在しない場合に,下水の上澄み液等を
加えた植種希釈水を用いる。

(4)100℃における過マンガン酸カリウムによる酸素消費量
(CODMn)の試験において,硝酸銀溶液の代わりにめのう
乳鉢でよくすりつぶした塩化銀の粉末を用いても良い。

(5)イオンクロマトグラフ法による硝酸イオンの定量法は,
試料採取後,直ちに定量操作を行うか,直ちに行えない場合
には0~10℃の暗所に保存し,できるだけ早く定量する。

答 (4)

(4)「100℃における過マンガン酸カリウムによる酸素消費量
(CODMn)の試験において,硝酸銀溶液の代わりにめのう
乳鉢でよくすりつぶした塩化銀の粉末を用いても良い。」の
不適切箇所は、「塩化銀」で、正しくは「硫酸銀」である。

環境部門の受験対策は頻出過去問の演習が重要です。
(環境の状況の測定分析及び監視*水質*工場排水試験法*JIS K 102)
のマトリックスセルに分類される問題が平成24年の3-10に、
選択肢の4問がほぼ同じ問題が出題されています。併せて
ご確認下さい。

以上

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では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記転載転送をよろしくお願いいします。