坂林和重の技術士試験コラム
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未知の問題を解答するときは、自分の得意分野からアプローチする。
2011.08.05
技術士試験では、試験問題で自分に知識のない問題が出たときの対処も考えておいてください。自分に知識の無い問題が出たときは、ひたすら自分の知識の中で類似を探します。
例えば、放射能汚染について聞かれたとして、知識が無いとします。その時に、O-157や薬害エイズなど別の知識を応用します。
O-157では、カイワレ大根が間違った伝染媒体とされて混乱しました。薬害エイズでは、対処が遅く被害を拡大させました。このように自分の知っている知識や得意分野などから類推して論文を記述します。
論文の書き方には、固定的なものなどありません。未知の問題を解答するときは、自分の得意分野からのアプローチが有効です。
ただし重要なのは、次の点です。
1、聞かれていることにもれなく答える。
2、わかりやすく記述する。
3、専門家らしく論理的に記述する。
以上さえ外さなければ、合格の可能性が高い論文になります。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。