技術士試験専門予備校 全部門 完全対応宣言
JESは技術士試験専門予備校として、全部門(21部門)の合格ノウハウを教えることを宣言いたします。【代表取締役:坂林和重】 各コース一覧表(PDF)

坂林和重の技術士試験コラム

今のお勧めコース

人間の意識について

2022.11.21

【お知らせ】2023年度ABCコース募集中総合技術監理部門専用コースの開設 令和4年度第一次試験の実施について7日前周知

1,2023年度ABCコース募集中

現在JESでは、2023年度ABCコースの受講生を募集しています。近年では、技術士試験の出題傾向が変化しています。最新の出題傾向で技術士試験を一発合格しましょう。

JESでは、貴方の弱点にフォーカスして最短合格を目指します。そのための三分割展開法ひな型論文テンプレート法機械的合格論文作成法を駆使して余裕を持った最速合格とします。

他の受験生の1歩先を行く学習を開始しましょう。

申込みを希望される人は、2023年度ABCコース(←ここをクリック)から申込みください。

2,総合技術監理部門専用コースの開設

総合技術監理部門は、近年21部門の中で最難関の部門となっています。すでに20部門に合格された人が、受験しているにもかかわらず、約14%の合格率です。この合格率の厳しさは、今後も変わらないものと思います。そこで、総合技術監理部門の合格を支援するために、総合技術監理部門専用コースを立ち上げて全面的に合格支援を開始することといたしました。

もし2023年度で合格を目指したい人は、総合技術監理部門専用コース(←ここをクリック)の申込んでいただければと思います。最小実施人数は、8人です。定員20人になり次第〆切ります。

3,令和4年度第一次試験の実施について(7日前周知)

試験センターから、令和4年度第一次試験の実施について(7日前周知)(←ここをクリック)が公表されました。

内容は、下記です。

1.新型コロナウイルス感染防止対策について
2.携帯電話及びイヤホンの取り扱いについて
3.試験中止の判断基準

確認ください。

 【コラム本文】人間の意識について

貴方は、ホーソン効果と言うのを知っているでしょうか? 1924年にシカゴ郊外のホーソン工場で行われた実験で発見された効果です。今日は、そのホーソン効果について書いてみます。

ある学者たちが、照明が明るいと作業効率が向上するという主張を確認するために実験を行いました。まず実験は、工場の照明を明るくすることで作業効率の変化を観測しました。すると、作業効率の向上が計測できました。これで、照明を明るくすることで作業効率が向上すると判断されました。

しかし念のため、通常よりも照明を暗くして同じ実験を行いました。すると、それでも作業効率が向上したのです。さらに学者たちは、照明を段階的に暗くしました。なんと驚くことに、照明を暗くするにしたがって作業効率が向上したのです。すなわち、照明が暗い方が作業効率は、向上するという実験結果を得たのです。

貴方はこの実験結果をどのように考えるでしょうか?

ホーソン工場の実験は、照明と作業効率の関係で無く「作業者の観測されている意識と作業効率の関係」を測定していたのです。すなわち、ホーソン効果は人間の意識が結果に大きな影響を及ぼすことを意味しています。

例えば、2つの類似した絵を見せて「10カ所の違いがあるので見つけて下さい」と言われたとします。貴方は、10カ所の違いを発見するまで間違いを探し続けると思います。ですが、数値を示さず単に「違いがあるので見つけて下さい」と言われたら、10カ所の違いを見つけることができるでしょうか?

また別の例として、過去にサッカーのワールドカップに「ベスト4を目指す」と宣言して選手を指導した監督がいました。ベスト4には、届きませんでしたが、予選を突破して決勝トーナメントに進むことができました。

これらは、環境よりも人間の意識が結果に大きく影響している事を示しています。

あなたがいまどのような状態か私(坂林)には、解りません。技術士試験の筆記試験を突破しているのか? それとも、残念な結果になったのか?

しかし私(坂林)には、経験から知っている事があります。技術士試験に合格した人は全員最後まで合格しようと頑張った人です。途中で諦めた人に合格はありません。貴方もあと少しです。合格するまで頑張りましょう。

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。

きょうから2023年7月17日(月・祝)の第2次試験まで238日です。頑張りましょう。

 

<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、コンバインドサイクル発電に関する問題です)

来年の試験予想日である2022年11月27日(日)第1次試験まであと06日です。 2022年は、ぜひ合格しましょう。

JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。

第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2021年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。

もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。

基礎科目(←ここをクリック)

適性科目(←ここをクリック)
機械部門(←ここをクリック)
電気電子部門(←ここをクリック)
建設部門(←ここをクリック)

環境部門(←ここをクリック)

 

では、今日のコラムです。さて今日の第一次試験の問題 です。(今日は、コンバインドサイクル発電に関する問題です)

 

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皆さん、おはようございます!
電気電子 担当講師の永澤 一也です。
一日が始まる前に、復習クイズに取り組んでみましょう!!

【復習クイズ】
ガスタービン発電と蒸気タービン発電を組合わせた排熱回収方式
コンバインドサイクル発電があります。

ガスタービンの熱効率は35 %であり、ガスタービンを
駆動した後、その排熱で排熱回収ボイラを駆動する
蒸気タービンの熱効率は40 %です。
このとき、総合熱効率に最も近い値は(1)~(4)のうち
どれでしょうか。

ただし、ガスタービン出口のすべての排熱は排熱回収ボイラで
回収されます。
(1)55% (2)58% (3)61% (4)64%





→答えは、下記のとおりです。

(3)61% です。
このクイズは、火力発電の熱効率に関する計算です。
ガスタービンの熱効率は35 %(問題文に記載のとおり)なので、
蒸気タービンに行くエネルギーは100 - 35 = 65 %と求まります。
蒸気タービンの熱効率は40 %(問題文に記載のとおり)です。
このことから、総合熱効率を計算していくと、
0.35 + 0.65 × 0.40 = 0.35 + 0.26 = 0.61 = 61 [%]
となります。


いかがでしたか?
上記のクイズは、テーマ「8)発送配変電-発電-」に関する
内容でした。
本科目について少しでも疑問点がある場合には、お気軽に
ご質問ください。
お一人お一人の知識レベルは違って当然ですので、何でも
お聞きいただければと思います。
本日も一日頑張っていきましょう!

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では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記転載転送をよろしくお願いいします。