技術士試験専門予備校 全部門 完全対応宣言
JESは技術士試験専門予備校として、全部門(21部門)の合格ノウハウを教えることを宣言いたします。【代表取締役:坂林和重】 各コース一覧表(PDF)

坂林和重の技術士試験コラム

今のお勧めコース

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【技術士第一次試験】動画学習コース
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2023年度のセミナーは、全て終了いたしました。
多くの参加をありがとうございました。

一万時間の法則

2022.08.06

【お知らせ】早期割引無料セミナー

1)6,000円の早期割引Cコースは〆切りました

2023年度の合格を目指す人に割引制度の開始です。2023年の合格を目指して専門充実コース(Sコース)を8/21(日)まで6,000円の受講料を割引いたします。割引を希望される人は、セミナーを申込んでクレジット決済を定価金額で終了して連絡をお待ちください。事務局から6,000円の返金口座の問合せを行います。もし銀行振り込みで申し込まれる人は、定価から6,000円を減額した金額で振り込みください。なお割引適用は、8/21(日)までです。専門充実コース(Sコース)以外のコース(例えば、すでにCコースに申込み済みの人や、1日コース・動画コース・プレミアムコース・模擬口頭試験を申込む人を除きます)には、割引を適用できません。

 2)2023年度の試験準備開始

無料セミナーを下記で開催します。参加希望者は、申し込みください。

【コラム本文】一万時間の法則

貴方は、一万時間の法則を知っているでしょうか? 一万時間の法則とは、何事も一流になるには、一万時間の努力をすれば、可能である事を言っています。

例えば、毎日3時間の努力をしたとします。1年間では1,000時間です。その努力を10年間継続すれば、一流になれます。

いま甲子園で高校野球が開催されています。これに当てはめると小学校の頃から野球を始めて、毎日数時間努力をします。そして、高校生になるまで努力を継続すれば、甲子園で活躍できます。

プロゴルファーで20歳前後で世の中に知られる人がいます。これらの人も一万時間の法則が当てはまります。

スポーツだけでなく仕事芸術勉強においても一万時間の法則は、当てはまります。会社で中心的な活躍をしているのは、毎日の努力を10年間継続した人たちです。

資格試験は、一万時間ほどは時間が求められません。貴方が受験している技術士試験は、1,000時間程度の勉強で合格できると思います。事実として、JESでは、1年間の勉強で合格する人が、多数です。ただし、同じ1,000時間でも効率的に努力をする必要があります。ぼんやりと過ごす時間では、何も能力の成長もありません。

例えば、甲子園で活躍する高校野球では、出場校するのは常連校です。それは、効率的に努力をする仕組みが、常連校にあるからです。無名の高校が突然甲子園に出場するのは、まれです。

貴方は、常連校のように効率的な仕組みに従って勉強しているでしょうか? それとも、無名校のように、とにかく勉強すれば合格できると思い込んで勉強しているでしょうか? もし努力さえすれば合格できると思っているのであれば、ムダな努力です。すなわち、ぼんやりした勉強時間は、ムダな時間です。何も結果が生まれません。

貴方が、試験に合格したいのであれば、効率的な勉強方法を教えてもらい勉強する事です。

では、最短合格を目指して頑張りましょう。

もし、どのように勉強して良いか解らない人は、2022年度試験対策でJESの専門充実コース(←ここをクリック)に参加してください。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

きょうから2023年7月17日(月・祝)の第2次試験まで345日です。頑張りましょう。

<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、土中の浸透に関する問題です)

来年の試験予想日である2022年11月27日(日)第1次試験まであと113日です。 2022年は、ぜひ合格しましょう。

JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。

第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2021年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。

もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。

基礎科目(←ここをクリック)

適性科目(←ここをクリック)
機械部門(←ここをクリック)
電気電子部門(←ここをクリック)
建設部門(←ここをクリック)

環境部門(←ここをクリック)

 なお、倍速再生すれば、半分の時間で視聴できます。

では、今日のコラムです。さて今日の第一次試験の問題 です。(今日は、運動に関する問題です)

 

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運動について

水平から角度αだけ傾いた斜面に質量M,半径rの
円柱を置き、静かにはなす。その時の時刻をt=0
として、その位置から斜面に沿って下向きに測った
距離をxとする。

重力加速度の大きさをgとするとき、xとtの関係
として最も適切なものはどれか。


(1) x=1/3 ・gt^2・sinα
(2) x=2/3 ・(rg)^(1/2)・t・sinα
(3) x=2/3 ・gt^2・sinα
(4) x=1/2 ・gt^2・sinα
(5) x=1/2 ・(rg)^(1/2)・t・sinα







⇒正解は(1)です。
円柱と斜面との接触点に生じる摩擦力をfとします。
斜面に沿った下向きの力は重力加速度gを用いて、
Mgsinαと表現されます。
また、摩擦により生じる回転トルクをTとします。

直線運動の運動方程式
F=m・(d^2x/dt^2)=Mgsinα-f
回転運動の運動方程式
T=I・(d^2θ/dt^2)=fr

ここで円柱がその中心軸回りに回転するときの慣性
モーメントは次式です。
I=1/2Mr^2
よって回転運動の運動方程式は次の通りになります。
T=(Mr^2/2)・(d^2θ/dt^2)=fr
この式を変形します。
f=(Mr/2)・(d^2θ/dt^2)
直線の運動方程式に代入します。
m・(d^2x/dt^2)=Mgsinα-(Mr/2)・(d^2θ/dt^2)

さらに、移動距離xは円柱の半径rと回転角度θを用い
x=rθ ⇒ θ=x/r
となり、これを上式に代入します。

m・(d^2x/dt^2)=Mgsinα-(Mr/2)・1/r・(d^2x/dt^2)
m・(d^2x/dt^2)+(M/2)・(d^2x/dt^2)=Mgsinα
3/2・m・(d^2x/dt^2)=Mgsinα
d^2x/dt^2=2/3 gsinα
積分定数C1、C2を用いて2回積分を行うと、
x=1/3 gt^2sinα+C1+C2

初期条件t=0において、dx/dt=0、x=0のため
C1=0 、 C2=0 となります。
したがって
x=1/3 gt^2sinα
となります。

よって解答は(1)となります。

→平成30年度過去問(問題番号3-20)
を確認してみてください。

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では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記転載転送をよろしくお願いいします。