坂林和重の技術士試験コラム
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技術士試験で不得意問題が出題された時にどうするか。
2011.07.08
きょうは、筆記試験で出題された全ての問題が、不得意な場合における対処方法について書いてみます。
まずJESのセミナーでは、予想問題に頼らずどのような問題が出題されても解答できるように指導しています。
その学習法が、三分割展開法(三区分法)です。それでも人間には、得意・不得意があります。
もし不得意な問題しか出題されなかった場合は、自分の得意分野からアプローチして解答を考えます。
たとえば、下水道が得意分野の人が、上水の解答を書く場合は、「下水で問題になっている事と同じことが上水でも問題になっているはず」と考えて、解答を考えます。そして「私が上水担当の技術士であった場合は」と枕詞をつけながら、解答します。
技術士にとって重要なのは、実用可能な技術です。そして筋道を立てて具体的に記述することです。
ポイントは、下記です。
1、技術コンサルタント(技術士)として経営者宛の論文になっているか?
2、専門家らしく相手の理解できる専門用語を使って説明しているか?
3、論文を受け取った人が、「やってみよう」と思う納得する内容か?
これさえ外さなければ、合格点を取ることも可能です。
では、一発合格を目指して頑張りましょう。