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これを間違えると永遠に不合格

2022.05.20

【コラム本文】これを間違えると永遠に不合格

このコラムでは、論文添削の目的が、合格論文の量産でなく合格論文機械的作成法の理解であると説明しています。もし合格論文の量産が目的であれば、合格するまでに2千7百万通の論文を作成する必要がありますが、人間では無理です。この根拠は、無料説明会などで説明しています。

さて以上の対策として論文添削とキーワード学習を実施しますが、効率的に学習するためやるべき事があります。

それは、論文添削において、貴方のNGノートを作成することです。NGノートを作成することで論文添削で合格論文機械的作成法を3通以内で確実にマスターしましょう。繰り返し同じ指摘を受ける人は合格まで遠いからです。

さて論文添削は、次のように進めます。

【ステップ1】過去問題から貴方の一番得意な問題を1問題だけ選びます。専門知識を問うような問題が良いと思います。例えば、「・・・について貴方の知るところを1枚以内に述べよ」などの問題です。このときに指摘された問題点をNGノートに書きだします。そして解答論文が合格論文になったら次のステップに進みます。

【ステップ2】過去問題から貴方の苦手な問題を1問題だけ選びます。応用能力または課題解決能力を問うような問題が良いと思います。例えば、「・・・について貴方の考える解決策を述べよ」などの問題です。このときにNGノートを繰り返し確認することで前回に指摘された問題点を是正して論文作成します。同じことを何度も指摘されないようにして下さい。それが勉強です。この2通目の論文作成で指摘された問題点もNGノートに追記します。そして論文が合格論文になったら次のステップに進みます。

【ステップ3】3通目の問題は、貴方の実力の最終確認を目的に難問に挑戦いてください。解答論文は、NGノートを総動員して完璧に仕上げてください。もちろん何点かの指摘は、あるかもしれません。ですが、格段に優れた論文になっているはずです。もしこのときに、多数の指摘がある場合は、勉強方法を考えてください。記述内容の指摘であればキーワード学習の不足です。貴方は、300個のキーワードに到達して無いコンテンツの不足している人です。合格論文の書き方そのものは、マスターしています。論文の記述をいくら勉強しても時間の無駄です。キーワード学習論文に何を書くべきかコンテンツの勉強をしてください。もし、書き方で指摘されたのであれば、【ステップ1】と【ステップ2】の再確認をしてください。NGノートが不十分です。同じ間違いをしない事も確認して下さい。

書き方の指摘で合格論文が書けない人は、試験まで時間が有りません。至急4通目の論文添削を受けてください。ただし、【ステップ3】と同様にNGノートで細心の注意をして同じ指摘をされないようにして下さい。それでもさらに5通目の論文添削を必要としている人は、勉強方法を間違えています。このまま勉強しても合格できません。勉強方法をじっくり相談してください。ただし、重要なのは、諦め無いことです。諦めたらその瞬間に今年の試験終了です。

記述内容の指摘で合格論文が書けない人は、キーワード学習をがんばってください。対処方法を間違えると永遠に合格できませんよ。

合格論文は、【ステップ1~3】の3通の論文添削で必ず書く事ができます。ご自分の努力を信じて頑張ってください。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。

7月18日(月・祝)に実施される技術士二次試験の筆記試験まであと59日です。頑張って勉強しましょう。

<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、適性科目に関する問題です)

来年の試験予想日である2022年11月27日(日)第1次試験まであと191日です。 2022年は、ぜひ合格しましょう。

JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。

第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2021年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。

もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。

 ・基礎科目(←ここをクリック)

適性科目(←ここをクリック)
機械部門(←ここをクリック)
電気電子部門(←ここをクリック)
建設部門(←ここをクリック)

 ・環境部門(←ここをクリック)

 なお、倍速再生すれば、半分の時間で視聴できます。

では、今日のコラムです。さて今日の第一次試験 です。(今日は、適性科目に関する問題です)

 

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皆さん、おはようございます!
適性科目 担当講師の永澤 一也です。
一日が始まる前に、復習クイズに取り組んでみましょう!!


【復習クイズ】
国土交通省は,横浜市のマンションに端を発した基礎ぐい
工事の問題発生を受けて有識者による「基礎ぐい工事問題に
関する対策委員会」を設置し,2015年12月に中間
とりまとめ報告を発表した。その中で建築物の安全性
,データ流用等の問題について,5つの論点と基本的な
考え方を整理している。

5つの論点とは,「安全・安心と信頼」「業界の風潮・風土
、個人の意識」「責任体制」「設計と施工,その連携」
「ハードウェア」である。
再発防止策に関する次のア~オの記述について、正しいもの
は〇、誤っているものは×として、最も適切な組合せはどれか。

ア.基礎ぐい工事では設計者のみに高度な技術力と専門性が
求められるため、施工者は実際の現場での地盤条件の確認
よりも、設計者、工事監理者の考えを最優先に設計図に
忠実な施工をすることが重要である。

イ.データ流用の背景には,現場で偶発的に生じる機器の
不具合に原因があるため,再発防止を図るためには,エラー
の芽を未然に摘むためのハードウェアの高度化や1T技術の
活用が効果的であり,ヒューマンエラーを前提にしたルール
等の策定は必要でない。

ウ.建設工事の施工は,元請のもと重層化した下請構造に
おいてなされるため,元請が統括的な役割を果たすことが
重要であり,そのもとで下請が専門工事を適切に実施する
体制を構築することが不可欠である。

エ.データ流用が判明した物件の安全性確認は迅速かつ
確実に実施する必要がある。しかし,データ流用があった
ことのみをもって建築物の安全性に必ず問題があると断定
することはできず、技術者はデータ流用の問題と安全性の
問題を分けて考えることも必要である。国民の信頼回復の
ため,関係者は問題意識を共有し再発防止に取り組むこと
が重要である。

オ.データ流用を許容する業界の風潮,企業の風土,施工
データによる施工状況の作成記録・確認・保管を軽視する
個人の意識が変わることが必要である。企業経営者は
コンプライアンスを重視し,現場におけるルールの遵守に
ついて啓発・周知することが重要である。

ア. イ. ウ. エ. オ.
(1) ×  ×  〇  〇  〇
(2) ×  ×  ×  〇  〇
(3) 〇  〇  〇  〇  〇
(4) 〇  〇  ×  ×  〇
(5) 〇  〇  〇  ×  ×

【正答】(1)

【解説】本問は,技術者倫理事例からの出題です。実例を
知らなくても,問題文をよく読むことで解答可能です。
ア.×。施工者は実現場での地盤条件を確認すべきあり、
現場確認は重要です。
イ.×。データ流用はヒューマンエラーにも起因して
います。これを前提にしたルール策定が必要です。
ウ.〇。記述どおりです。
エ.〇。記述どおりです。
オ.〇。記述どおりです。

【参考文献】基礎ぐい工事問題に関する対策委員会 
中間とりまとめ報告書
(基礎ぐい工事問題に関する対策委員会)
https://www.ml1t.go.jp/common/001114887.pdf

いかがでしたか?
上記のクイズは、テーマ「14)技術者倫理事例」に
関する内容でした。

本科目について少しでも疑問点がある場合には、
お気軽にご質問ください。
お一人お一人の知識レベルは違って当然ですので、
何でもお聞きいただければと思います。
本日も一日頑張っていきましょう!

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では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記転載転送をよろしくお願いいします。