技術士試験専門予備校 全部門 完全対応宣言
JESは技術士試験専門予備校として、全部門(21部門)の合格ノウハウを教えることを宣言いたします。【代表取締役:坂林和重】 各コース一覧表(PDF)

坂林和重の技術士試験コラム

今のお勧めコース

動画コース(A+B+C)
【技術士第一次試験】動画学習コース
今のお勧めはこちらです
2023年度のセミナーは、全て終了いたしました。
多くの参加をありがとうございました。

他の人が認めて初めて正解となる

2022.01.12

【お知らせ】ABCコースの受講生を募集しています

ABCコースの受講生を募集しています。ABCコースは、下記の3コースの組合せコースです。

Aコース:受験願書作成コース
Bコース:筆記試験対策コース
Cコース:口頭試験対策コース

一番のお勧めコースは、A+B+Cコースです。高額ですが、高額な分だけ一発合格を目指す人におすすめなコースです。申込を希望される人は、下記バナーからお願いします。

 

【コラム本文】他の人が認めて初めて正解となる

技術士試験の勉強は、学校の勉強と違う学習方法をする必要があります。

学校の勉強は、先生が生徒に対して知識と情報を流します。そして生徒は、知識と情報を理解して暗記することで勉強します。この勉強が成り立つ試験は、「必ず唯一無二の(一つの)答えが存在している場合」です。

例えば、大化の改新「大化2年(646年)1月」や重力加速度g=9.8m/s2など学校で習う知識や情報は、より多くのことを理解や暗記することで正解に近づきます。正解は教科書の中にあります。

技術士試験の場合は、違います。正解は、解答者の人数分だけあります。正解が、解答者の人数分だけあるということは、「正解が解答者の頭の中にある」という意味になります。

よって技術士試験の勉強方法は、講師に解答を教えてもらうのでありません。自分が解答を作り周りに認めてもらえる正解かどうかを講師に判断してもらうのが、技術士試験の勉強方法になります。

言い方を変えれば、「自分の考えた解答を多くの人が認めれば正解」です。(異端の解答は、不正解ということです)

それでは、一発合格を目指して頑張りましょう。

では、一発合格に向けて頑張りましょう。

7月18日(月・祝)に実施される技術士二次試験の筆記試験まであと187です。頑張って勉強しましょう。

<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、環境についての問題です)

来年の試験予想日である2022年11月27日(日)まで あと319です。 来年は、ぜひ合格しましょう。

JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。

第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2021年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。

それから、12月から環境部門(←ここをクリック)を追加しました。環境部門を受験される人も申し込みをお待ちしています。

もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。

基礎科目(←ここをクリック)
適性科目(←ここをクリック)
機械部門(←ここをクリック)
電気電子部門(←ここをクリック)
建設部門(←ここをクリック)

環境部門(←ここをクリック)

なお、倍速再生すれば、半分の時間で視聴できます。

では、今日のコラムです。

さて今日の第一次試験 です。(今日は、環境についての問題です)

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皆さん
環境部門 一次試験の講師の濱崎です。

今回取り上げるのは、 (地球環境の保全×オゾン層×状況)の
マトリックスに分類される平成27年111-21番からの出題です。
3-21「平成25年度オゾン層等の監視結果に関する年次報告書」
(環境省平成26年8月)におけるオゾン層に関する次の記述のうち,
最も不適切なものはどれか。

(1)地球規模のオゾン全量は1980年代から1990年代前半にかけて
大きく減少したが,そ の後減少傾向が緩和し,1990年代後半から
はわずかな増加傾向がみられる。

(2)南極域(南緯60度~南緯90度)の春季に形成されるオゾンホール
の規模は,1980年代から1990年代半ばにかけて急激に拡大したが,
1990年代後半以降では,年々変動はあるものの,長期的な拡大傾向は
みられなくなっている。

(3)北半球高緯度域では気象条件によるオゾン全量の年々変動が
大きいため,長期的な変化傾向は見えにくいものの,1990年代以降は
それ以前に比べ顕著に少ない年が多い。

(4)札幌・つくば・那覇及び南鳥島で観測された日本上空のオゾン全量
は,札幌とつくばにおいて主に1980年代に減少傾向がはっきり現れて
いたが,1990年代後半以降は各地点ともわずかながらの減少傾向に
留まっている。

(5)モントリオール議定書の科学評価パネル報告書に記載されている
数値モデル予測の多くの結果は,オゾン層の回復時期は南北両半球で
異なり,南半球の回復は北半球に比べてやや遅れると予想している

解答(4)

(4)は、「が,1990年代後半以降は各地点ともわずかながらの減少傾向
に留まっている。」が誤りで、そのような傾向はみられない。⇒
札幌・つくば・那覇及び南鳥島で観測された日本上空のオゾン全量は,
札幌とつくばにおいて主に1980年代に減少傾向がはっきり現れていた

環境部門の受験対策は頻出過去問の演習が重要です。
(地球環境の保全×オゾン層×状況)のマトリックスに分類される
問題は、(1)~(5)の適切な記述内容をもとに、一部不適切な表現に
した問題が平成26年の111-22番に出題されています。
すなわち、次の表のように二つの問題を比較すると、正答がわかります。

問題 (1) (2) (3) (4) (5)
平成26年111-22
 適切な同一の記述 不適切 適切な同一の記述 適切 適切な同一の記述
平成27年111-21
適切 不適切

以上

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記転載転送をよろしくお願いいします。