坂林和重の技術士試験コラム
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理想の技術責任者を目指す
【コラム本文】理想の技術責任者を目指す
私(坂林)は、技術士=技術責任者と説明しています。さて貴方の技術責任者の理想像は、どのような人でしょうか?
幾つか条件があると思いますが、いま貴方の上司に「どのような責任者になって欲しいか」を考えれば、それが、貴方の目指す技術責任者です。
例えば、他責と自責では、どちらだと思いますか? 指示待ちの人と自分から動く人では、どちらだと思いますか? 『時間が無い』といつも言っている人と『時間を工夫』してねん出する人とどちらでしょうか? 行動の早い人と行動の遅い人とどちらでしょうか?
さて間違えてはいけ何のが、専門知識を何でも知っている技術責任者を求めてはいけないと言う事です。ここを多くの受験生が間違えます。技術責任者に求められる専門知識は、専門家であれば知っている範囲で充分です。技術責任者は、専門家の中でも飛びぬけて専門知識の豊富な専門家を目指してはいけません。専門家でもごく一部の人しか知らない専門知識は、どのように対応すれば良いかを理解していれば十分です。例えば、対応として『〇〇を調べれば、理解できる』などです。
貴方の普段の業務でもそうだと思います。もし貴方よりも上司が、専門知識を豊富に持っていれば、貴方の存在が無意味になります。貴方で無く専門知識不要なアルバイトなどで充分だと言う事になります。担当の方が、技術責任者よりも専門知識豊富で当然なのです。
以上を考えて、技術責任者は、どの様な人が理想的かを考えて技術士試験を勉強してください。もし上手く理解できない場合は、JESの技術士合格セミナー(←ここをクリック)に参加して下さい。
では、最速合格テクニックで最短合格を目指しましょう。
2022年7月18日(月・祝)に実施される技術士二次試験の筆記試験まであと234日です。頑張って勉強しましょう。
<第一次試験>今日の第一次試験 です(今日は、ヒートポンプについてです)
2021年度の技術士第一次試験は、11月28日です。 今日から 、2日後 ,です。
JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。
第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2021年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。
もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。
・基礎科目(←ここをクリック)
・適性科目(←ここをクリック)
・機械部門(←ここをクリック)
・電気電子部門(←ここをクリック)
・建設部門(←ここをクリック)
なお、倍速再生すれば、半分の時間で視聴できます。
では、今日のコラムです。
さて今日の第一次試験 です。(今日は、ヒートポンプについてです)
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皆さん、おはようございます!
担当講師の永澤 一也です。
一日が始まる前に、復習クイズに取り組んでみましょう!!
【復習クイズ】
ヒートポンプに関する次の記述の,[ ]に入る語句の組合せ
として最も適切なものはどれか。
「近年,広く普及したヒートポンプ式の加熱装置は,低温部
から熱を移動して高温部に伝送する装置である。効率の良さを
表す指標としては成績係数が用いられ,略称は[ ア ]である。
その定義は,電気式で加熱の場合,[ イ ]を[ ウ ]で割った
ものである。[ ア ]は通常[ エ ]を大きく上回っている。」
ア) イ) ウ) エ)
(1) COP 有効加熱熱量 電気入力 1
(2) COP 電気入力 有効加熱熱量 10
(3) COP 有効加熱熱量 電気入力 10
(4) TOP 電気入力 有効加熱熱量 1
(5) TOP 有効加熱熱量 電気入力 100
【正答】(1)
【解説】本問は,ヒートポンプの効率に関する問題です。
成績係数(COP)は,機器の出力効果 / 機器への入力エネ
ルギーで表し,単純に出力 / 入力です。電気式で加熱して
いるので分母の入力は電気入力,ヒートポンプの熱量が出力
なので分子は有効加熱熱量です。
また,加熱する場合の成績係数は通常1を大きく上回ります。
【参考文献】-
いかがでしたか?
上記のクイズは、テーマ「20)電気設備-電源配電設備と法令-」
に関する内容でした。
本科目について少しでも疑問点がある場合には、お気軽に
ご質問ください。
お一人お一人の知識レベルは違って当然ですので、何でも
お聞きいただければと思います。
本日も一日頑張っていきましょう!★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記・転載・転送をよろしくお願いいします。