坂林和重の技術士試験コラム
今のお勧めコース
技術士(=技術責任者)にふさわしい?
【お知らせ】専門充実コース
◆JESは、専門充実コース(←ここをクリック)の受講生を募集しています。
専門充実コースは、8月から勉強を開始して2022年7月18日(月・祝)の筆記試験合格を目指すコースです。次のような人に適したコースです。
1,初めて技術士試験を受験する人で、最短合格を目指したい人
2,3回以上受験しても合格できない人で、来年必ず合格したい人
勉強する内容は、試験に出やすいキーワードの集め方と、その勉強方法や、出題傾向です。試験に出るキーワードを勉強して、一発合格を目指しましょう。
【コラム本文】技術士(=技術責任者)にふさわしい?
今日は、頑張っているけれども技術士試験に合格できない人を書いてみます。
最近気になる人がいました。「〇〇が無いから◇◇ができない」や「〇〇があれば◇◇するのに」と言っている人です。例えば、「仕事が忙しく時間が無いので勉強できない」などです。貴方はこの言葉を聞いてどのように思うでしょうか? 私は、「この人は、当分合格できない」と思いました。
技術士は、技術責任者です。この「〇〇が無い」や「〇〇があれば」は、担当者の言葉です。責任者の言う言葉では、ありません。責任者は、〇〇を準備する人です。環境を整える人です。
貴方の仕事で考えて下さい。仕事をできるように考えるのは、責任者の仕事です。整った環境で仕事をするのが担当者です。すなわち、「〇〇が無い」や「〇〇があれば」を言う人は、責任者に不適格な人です。言えば「自分は責任者でありません」と言っているのと同じです。
さて貴方は、勉強ができていますか? 出来ていれば良いです。もし勉強ができないのであれば、原因は何ですか? 貴方が原因ですか? それとも貴方以外が原因ですか? 貴方がどのように考えるかによって、責任者にふさわしい人材かどうかが判断できます。
では、「最短合格」を目指してJES技術士合格セミナー(←ここをクリック)で一緒に頑張りましょう。
カウントダウンは、リセットしました。2022年7月18日(月・祝)に実施される技術士二次試験の筆記試験まであと363日です。頑張って勉強しましょう。
<第一次試験>今日の第一次試験 は、専門科目(建設部門)です
2021年度の技術士第一次試験は、11月28日です。 今日から 、131日後 ,です。勉強は、進んでいますでしょうか?
さて、このコラムは、第一次試験を受験している人もご覧になっています。第一次試験の試験問題は、大学1年生~3年生の定期試験のような問題が出題されます。現役の学生で勉強が得意であれば、1カ月程度勉強する事で合格できます。ですが、あまり勉強が得意でなければ、4~5か月前から勉強する事をお勧めします。
貴方が、何か月勉強すれば第一次試験に合格できるかを確認するために過去問題を解答練習して見る事です。過去問題は、日本技術士会のWebサイトに平成23年からのものが掲載されています。最低限、5年間の過去問題で合格点を確実に取れるように勉強しましょう。目標得点は、基礎科目・適性科目・専門科目の全てで80%以上の正解率です。
合格基準の50%ギリギリでは、ダメです。もし自信のない人は、10年分の過去問題を解答練習しても良いともいます。10年分の過去問題を解答練習すると、出題傾向が見てきます。繰り返し出題される問題も見えてきます。シッカリと勉強して、一発合格を目指しましょう。
なお、JESでは、第一次試験の過去問題も分析しています。繰り返し出題される問題を知りたい人は、動画ページ(←ここをクリック)から確認してください。
第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2021年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。
もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。
・基礎科目(←ここをクリック)
・適性科目(←ここをクリック)
・機械部門(←ここをクリック)
・電気電子部門(←ここをクリック)
・建設部門(←ここをクリック)
なお、倍速再生すれば、半分の時間で視聴できます。
では、今日のコラムです。
さて今日の第一次試験は、専門科目(建設部門)です。(貴方は正解できますか?)
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クイズ(鋼構造)
高力ボルト接合について、
( )に入る適切な語句を以下の選択肢から選んで下さい。
高力ボルト接合は、高張力鋼でできたボルトを用いたボルト接合をいう。
高力ボルト接合には3種類の方法がある。
(1)接合
複数の鋼板等を高力ボルトで締め付ける際に生じる圧縮力で生じる
接合材間の摩擦抵抗によって、 ボルト(2)方向の応力を鋼板等に
伝達する接合方法である。
(3)接合
複数の鋼板等を高力ボルトで締め付けて得られる接合材間の
摩擦抵抗と、リベットや普通ボルトのようなボルト軸部の(4)抵抗
および接合材の(3)力とを同時に働かせて、ボルト(5)方向の
応力を伝達する接合方法である。
(6)接合
複数の鋼板等を高力ボルトで締め付け、ボルトの軸方向に応力を
伝達する接合方法である。
◆選択肢
支圧、引張、摩擦、圧縮、直角、水平、せん断、すべり、破断
↓
↓
↓
↓
↓
⇒答えは、
高力ボルト接合は、高張力鋼でできたボルトを用いたボルト接合をいう。
高力ボルト接合には3種類の方法がある。
(1 摩擦)接合
複数の鋼板等を高力ボルトで締め付ける際に生じる圧縮力で生じる
接合材間の摩擦抵抗によって、ボルト(2 直角)方向の応力を
鋼板等に伝達する接合方法である。
(3 支圧)接合
複数の鋼板等を高力ボルトで締め付けて得られる接合材間の
摩擦抵抗と、リベットや普通ボルトのようなボルト軸部の
(4 せん断)抵抗および接合材の(3 支圧)力とを同時に
働かせて、ボルト(5 直角)方向の応力を伝達する接合方法である。
(6 引張)接合
複数の鋼板等を高力ボルトで締め付け、ボルトの軸方向に応力を
伝達する接合方法である。
となります。
高力ボルト接合は割とよく出題されますので、押さえておきましょう。
※平成25年度過去問 3ー10を確認しましょう。
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では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記・転載・転送をよろしくお願いいします。