坂林和重の技術士試験コラム
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論文と報告書は違う
【コラム本文】論文と報告書は違う
きょうは、論文と報告書の違いについて考えてみます。
1、報告書とは
報告書というのは、事実を正しく(あるいは正確に)述べることが重要になります。なぜなら報告書は、読み手と情報を共有するためであり、読み手に的確な判断材料を提供するのが目的です。
2、論文とは
これに対して論文の目的は、違います。論文の目的は、読み手に対して自分の考えを述べて、自分の考えを理解してもらい、同意してもらうことです。
そのため、論文は、次の3項目が必須になります。
(1)自分の考えを述べること。(あなたの論を文にしたのが、論文です)
(2)相手が理解できること。(相手が理解できない内容は、書いても意味がありません)
(3)相手が同意すること。(相手が同意できない内容は、書いても意味がありません)
この違いを意識しながら論文作成の勉強をしてください。
では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。
今日で7月11日に実施される技術士二次試験の筆記試験まであと36日です。頑張って勉強しましょう。
<第一次試験>今日の第一次試験 は、専門科目(電気電子部門)です
2021年度の技術士第一次試験は、11月28日です。 今日から 、176日後 ,です。勉強は、進んでいますでしょうか?
第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2021年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。
もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。
・基礎科目(←ここをクリック)
・適性科目(←ここをクリック)
・機械部門(←ここをクリック)
・電気電子部門(←ここをクリック)
・建設部門(←ここをクリック)
なお、倍速再生すれば、半分の時間で視聴できます。
では、今日のコラムです。
さて今日の第一次試験は、専門科目(電気電子部門)です。(貴方は正解できますか?)
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皆さん、おはようございます!
電気電子 担当講師の永澤 一也です。
一日が始まる前に、復習クイズに取り組んでみましょう!!
【復習クイズ】
ノートパソコンのACアダプタやテレビで利用している
半波整流回路について、説明してください。
↓
↓
↓
↓
↓
→答えは、下記のとおりです。
半波整流回路は、ダイオードやサイリスタなどの整流素子を
用いた整流作用を持つ回路の一つです。
この回路を通すことで、交流電圧から直流電圧を得ることが
できます。正弦波交流電圧のうち、プラス(正)側の半波のみを
整流します。
ただし、整流後の波形は、直流成分以外にも多くの交流成分
(リップル)を含むため、整流回路の出力に平滑回路
(例:コンデンサ入力型平滑回路)を設け、理想的な直流に
近づけます。
いかがでしたか?
上記のクイズは、テーマ「12)電気応用-電圧制御回路-」に
関する内容でした。
本科目について少しでも疑問点がある場合には、お気軽に
ご質問ください。
お一人お一人の知識レベルは違って当然ですので、何でも
お聞きいただければと思います。
本日も一日頑張っていきましょう!
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では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記・転載・転送をよろしくお願いいします。