坂林和重の技術士試験コラム
今のお勧めコース
正しい勉強をしても合格できない理由
【お知らせ】予想問題が受付開始です(6/13(日)実施)
現在、JESでは、6/13(日)に実施する予想問題による模擬試験を実施します。
これは、今年2021年07月10日・11日に予定されている試験問題をJES講師が予想して模擬試験を実施します。専門家が予想問題を作成するので、的中率抜群です。まさに「本番の問題を知ってるのか?」と疑いたくなる的中率です。
しかも模擬試験は、Zoomで実施するのですが、本番と同じ時間で実施します。そのため、本番の予行演習になります。講師による添削指導もありますので直前での弱点補強もできます。
申込は、申込ページ(←ここをクリック)から申し込みください。受付は、受講の可能な部門は、14部門・38選択科目です。なお受付は定員がありますので、先着順となります。定員を超えての申込は、お断りする場合があります。
【コラム本文】正しい勉強をしても合格できない理由
今日は、自分(貴方)の改善すべき点の見つけ方について書いてみます。
まず貴方は、「自分には、改善すべき点がある」と漠然と考えていると思います。なぜなら、結果が出ないからです。例えば、技術士試験などは、複数回受験して不合格になると「何か改善すべき」と考えるはずです。しかし、何を改善すべきなのかは、簡単に気づきません。簡単に気づくのであれば、すでに改善されて技術士試験に合格しています。まだ不合格の理由は、改善すべき点が正しく理解できない(気づかない)からです。
では、なぜ改善すべき点に気づかないか解るでしょうか? それは、貴方の基準で考え出した方法を同じ基準で良否判定しても良としか結論が出ないのです。何故なら、貴方が正しいと思っている事を貴方は、改善が必要と思わないのです。貴方の基準は、貴方と違う別の基準で良否判定するしかありません。
では、どうするかです。一番お勧めの方法は、貴方の信頼できる人に教えてもらう事です。ここで、重要なのは、“貴方の信頼できる人”です。なぜ信頼が重要かというと、貴方の基準と違う(納得できない)改善点を指摘してもらうからです。人間は、自分の基準と違う事を指摘されると間違った指摘と感じます。自分の基準で良否判定しているのですから仕方がありません。しかし、自分の基準と違う指摘を受け入れなければ、貴方の基準を改善できないのです。貴方が間違っていると思う指摘を受け入れる必要があるのです。だから、信頼できる人に教えてもらう必要があるのです。
技術士セミナーにおいても同様です。JES技術士合格セミナーでは、毎年20人に1人程度受講生と講師の間でトラブルになります。学校の勉強であれば、「資料に書いてあるここを理解して暗記してください」と指導します。ですが、技術士セミナーは、「そのように考えるのでなく違う考えをしてください」と指導します。受講生としては、自分の正しいと思う考えを否定されたと感じます。そのため、「私の正しい考えをなぜ否定するのですか」とトラブルになるのです。もちろん最後には、理解してもらっているので50%以上の合格率になります。
4月19日に試験センターに願書を提出した人は、筆記試験対策です。これから緊張の連続ですが、1人でも多くの合格者を目指して頑張りたいと思います。
では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。
今日で7月11日に実施される技術士二次試験の筆記試験まであと84日です。頑張って勉強しましょう。
<第一次試験>今日の第一次試験は、基礎科目です
2021年度の技術士第一次試験は、11月28日です。 今日から、224日後 ,です。勉強は、進んでいますでしょうか?
第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2021年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。
もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。
・基礎科目(←ここをクリック)
・適性科目(←ここをクリック)
・機械部門(←ここをクリック)
・電気電子部門(←ここをクリック)
・建設部門(←ここをクリック)
なお、倍速再生すれば、半分の時間で視聴できます。
では、今日のコラムです。
さて今日の第一次試験は、基礎科目です。(貴方は正解できますか?)
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通常業務も立て込んでいる時期かと思います。
仕事が忙しい時こそ隙間時間をうまく利用しましょう。
たとえ5分、10分でも10日続ければ50分、100分と
積み重なっていきます。
大事なことは、勉強を習慣化させることです。
それでは、5分で解ける基礎科目に関するクイズを出題します。
工程管理の方法であるPERTに関する問題です。
PERTに関する次の文章で、正誤を答えよ。
(ア) PERTでは、プロジェクトを構成する作業の先行関係を
表現するのに、矢印と結合点とからなるアローダイヤ
グラムを用いて作業工程を計画する。
(イ) プロジェクト全体の工期を遅延させないためには、
クリティカルパス上の作業は、遅延が許されない。
(ウ) プロジェクト全体の工期の短期のためには、余裕
あるクリティカルでない作業を短縮することが必要となる。
↓
↓
****************
<回答>
(ア) は適切な文章である。
(イ) は適切な文章である。
(ウ) プロジェクト全体の工期短縮のためには、余裕のない
クリティカル作業を短縮する必要がある。余裕のある
クリティカルでない作業を短縮しても全体の工期短縮に
ならない。
「こんなこと聞いていいのかな?」など気にせず、
何でも質問してください。(過去問のこの問題を解説して
ほしいなどもOKです。)
質問をお待ちしております。(^^)
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では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは、拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記・転載・転送をよろしくお願いいします。