技術士試験専門予備校 全部門 完全対応宣言
JESは技術士試験専門予備校として、全部門(21部門)の合格ノウハウを教えることを宣言いたします。【代表取締役:坂林和重】 各コース一覧表(PDF)

坂林和重の技術士試験コラム

今のお勧めコース

動画コース(A+B+C)
【技術士第一次試験】動画学習コース
今のお勧めはこちらです
2023年度のセミナーは、全て終了いたしました。
多くの参加をありがとうございました。

理系資格と文系資格の違い

2021.04.16

【お知らせ】予想問題による模擬試験の準備をしています(6/13(日)実施

現在、JESでは、6/13(日)に実施する予想問題による模擬試験を準備しています。

これは、今年2021年07月10日・11日に予定されている試験問題をJES講師が予想して模擬試験を実施します。専門家が予想問題を作成するので、的中率抜群です。まさに「本番の問題を知ってるのか?」と疑いたくなる的中率です。

しかも模擬試験は、Zoomで実施するのですが、本番と同じ時間で実施します。そのため、本番の予行演習になります。講師による添削指導もありますので直前での弱点補強もできます。詳細が決まりましたら公開しますので、楽しみにお待ちください。

【コラム本文】理系資格と文系資格の違い

きょうは、理系資格と文系資格の取得方法の違いについて、書いてみようと思います。

まず文系資格は、司法試験公認会計士税理士などがあります。これらの資格は、文系資格として最難関に分類されています。そして、取得するために大多数の人が、法科大学院を含めた専門学校で勉強します。資格取得した知人に聞いてみると「専門学校で勉強しない人は、ほぼゼロ。全員が受験予備校で勉強する」そうです。

これに比べて理系資格は、ほとんどの人が独学です。例えば、環境計量士やエネルギー管理士などは、独学で勉強する人がほとんどです。ただし、理系資格でも弁理士は専門学校で勉強するのがほとんどです。弁理士は、独学取得がほぼゼロです。

文系資格を取得した知人に聞くと「理系資格の人が、独学で取得を目指す理由が理解できない」と言っていました。貴方は、このような理系資格と文系資格の取得方法の違いがなぜ起きるか理解できますか?

この違いが起きる理由は、出題される試験問題の違いにあります。文系資格試験に出題される試験問題は、専門学校で勉強した内容が試験に出ます。高校や大学で勉強する範囲からは、試験に出ません。しかし、理系資格試験に出題される試験問題は、高校や大学で勉強した範囲から試験に出ます。例えば、理系資格は、高校で勉強したピタゴラスの定理やアルキメデスの原理などを使った問題が出題されるのです。なので環境計量士やエネルギー管理士など理系資格は、独学で取得する人が多いのです。理系資格は高校や大学の知識の積み重ねで資格取得するからです。

しかし、弁理士は、独学取得がほぼゼロです。理由は、専門学校で勉強する内容から出題されるからです。高校や大学で勉強した範囲からは、問題が出ないからです。例えば、高校や大学で勉強しない法律の条文解釈や国際条約の知識が必要だからです。そのため、弁理士資格を取得する人は、全員専門学校で勉強するのです。よって弁理士が、理系資格と言われていますが違います。弁理士は、理系資格でなく法律家になるための文系資格です。

さて、技術士試験です。技術士試験は、先日から「TPP・・・述べよ」などの例題を出しています。このような問題は、高校や大学で勉強しません。技術士試験で問われるのは、論文という文書作成力です。貴方が学校で文書作成で勉強したのは、せいぜいで読書感想文程度だと思います。論文作成の勉強は、やって無いはずです。しかも読書感想文は、添削を受けて無いはずです。教師から受けるのは、読書感想文を見てのコメントをもらう程度のはずです。なので技術士試験は、高校や大学で勉強した知識が使えないのです。

高校や大学で勉強した知識が使えない技術士試験は、弁理士と同じ

独学で合格が難しい文系資格なのです。

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。

今日で7月11日に実施される技術士二次試験の筆記試験まであと86日です。頑張って勉強しましょう。

<第一次試験>今日の第一次試験は、専門科目電気電子部門です

2021年度の技術士第一次試験は、11月28日です。 今日から226日後 ,です。勉強は、進んでいますでしょうか?

第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。 2021年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。

もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。

基礎科目(←ここをクリック)
適性科目(←ここをクリック)
機械部門(←ここをクリック)
電気電子部門(←ここをクリック)
建設部門(←ここをクリック)

なお、倍速再生すれば、半分の時間で視聴できます。

では、今日のコラムです。  

さて今日の第一次試験は、専門科目電気電子部門です。(貴方は正解できますか?)

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

皆さん、おはようございます!
電気電子 担当講師の永澤 一也です。
一日が始まる前に、復習クイズに取り組んでみましょう!!

【復習クイズ】
容量1 kVAの単相変圧器において、定格電圧時の鉄損が20 W、
全負荷銅損が55 Wで、定格電圧時に力率0.7です。このときの
全負荷に対する50 %負荷時の効率は、何 %でしょうか?







→答えは、下記のとおりです。
91 %です。
定格負荷時と50 %負荷時では、同一電圧のため鉄損は変化が
ありません。
また、銅損は電流(負荷)の2乗に比例します。
したがって、定格容量をPn、鉄損をPi、全負荷銅損をPc、力率を
cosθ、負荷率をαとしたときに、
単相変圧器の効率は、

(α×Pn×cosθ)/(α×Pn×cosθ+Pi+α^2×Pc)
= (0.5×1,000×0.7)/(0.5×1,000×0.7+20+0.5^2×55)
≒ 0.91 

%表示にすると、91 %です。

いかがでしたか?
上記のクイズは、テーマ「10)電気応用-電気機器-」に関する
内容でした。

本科目について少しでも疑問点がある場合には、お気軽に
ご質問ください。
お一人お一人の知識レベルは違って当然ですので、何でも
お聞きいただければと思います。
本日も一日頑張っていきましょう!
★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★

 では、次の試験での合格を目指して頑張りましょう。このコラムは拡散希望です。 1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。 転記転載転送をよろしくお願いいします。