技術士試験専門予備校 全部門 完全対応宣言
JESは技術士試験専門予備校として、全部門(21部門)の合格ノウハウを教えることを宣言いたします。【代表取締役:坂林和重】 各コース一覧表(PDF)

坂林和重の技術士試験コラム

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2023年度のセミナーは、全て終了いたしました。
多くの参加をありがとうございました。

勉強量を増やしてもムダ

2021.03.17

【お知らせ】セミナーの申込を〆切りました(坂林)

本日2/17(水)、JESの有料セミナーの申込を〆切りました。多数の応募をありがとうございました。JESでは、1人でも多くの人に合格していただくため、少人数で高品質のセミナーを目指して、受講生の人数を制限しています。先週募集人数に達しましたので、募集を〆切りました。現在、JESへ応募を検討されている受験生の皆様には、大変申し訳なく思います。

今後は、独学の人を対象に情報を発信していこうと考えます。ご期待ください。ありがとうございました。

【コラム本文】勉強量を増やしてもムダ

貴方は、今年の勉強環境をどこまで変えましたか? それと昨年の試験で不合格になった人は、不合格原因を分析しましたか? 今日は、昨年と同じことをやれば同じ結果になると言う事を説明したいと思います。

まず昨年不合格になった多くの人が、もう一度、より多く勉強すれば技術士試験に合格できると誤解しています。このように思う根拠は、大学入試や危険物・エネルギー管理士・計量士などの資格試験の受験経験によるものです。

確かに大学入試などは、1年浪人して有名大学に進学する事ができます。また、一般的な資格試験では、問題集で前年より多くの問題を解くことで合格する事ができます。しかしこれができるのは問題と答えが1対1の場合です。すなわち、1つの問題には、必ず1つの答えがあり、異なる2つの答えが、無い場合です。このような試験問題の場合は、大量に問題と答えをセットで暗記することで合格できます。

しかし、技術士試験は、これが通用しません。何故ならば、問題と答えが1対多だからです。しかも同じ答えを書いても書き方によって合格と不合格に分かれます。すなわち、問題と答えをセットで暗記できないのです。なので勉強量を増やし暗記量を増やしても合格できないのです。

この状況を解決するには、昨年と同じ勉強ではダメです。いくら同じことをやっても同じ結果になるからです。環境を変える必要があります。例えば、独学の人は誰かに受験指導を受ける事です。この受験指導を受けるのは、極めて効果的です。何故かと言うと、貴方の弱点は、貴方自身で見つけるのが困難だからです。もし自分の弱点を自分で見つけることができるのであれば、それは、弱点でありません。自分で見つけられないから貴方の弱点として残っているのです。誰でも良いので、受験指導を受けてください。しかも受験指導を受けるのは、いつもと違う場所にしてください。会社で指導を受けるのは、仕事の合間の勉強になるので効果が薄いです。最悪でも会社から離れて指導を受ける事をお勧めします。

さらに、昨年の試験で不合格になった人は、不合格原因を分析してください。原因分析は、ベテランの指導者とディスカッションで行うのがお勧めです。「論理的思考力専門知識応用能力問題解決能力課題遂行能力」のどこに問題があったかしっかりと分析してください。原因が明確になって初めて正しい対策が可能となります。

さらに昨年と同じ「受験申込書及び業務経歴書」で受験は、進歩が無いので厳しい結果になります。技術士としての資質が問われます。次の技術士法第四十七条の二を確認してください。

(技術士の資質向上の責務)第四十七条の二 技術士は、常に、その業務に関して有する知識及び技能の水準を向上させ、その他その資質の向上を図るよう努めなければならない。

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。

今日で7月11日に実施される技術士二次試験の筆記試験まであと116日です。頑張って勉強しましょう。

<第一次試験>今日の第一次試験は、専門科目電気電子部門です

2021年度の技術士第一次試験は、11月28日です。今日から256日後 ,です。勉強は、進んでいますでしょうか?

第一次試験の勉強用に基礎科目、適性科目、専門科目(機械部門、電気電子部門、建設部門)について第一次試験の動画をvimeoにUPしています。2021年の合格を目指している人は、vimeoに登録して視聴してください。3/12(金)までで下記の動画を追加しました。今回は、2020年10月11日に実施された試験問題の解説動画です。


機械部門
2020年10月11日実施試験問題_30~35解説(16:53)
電気電子部門
19)情報通信-通信技術(19:08)
建設部門
2020年10月11日実施試験問題_05)河川解説(21:53)

もしご視聴されたい人は、下の科目名をクリックしてご覧になってください。

基礎科目(←ここをクリック)
適性科目(←ここをクリック)
機械部門(←ここをクリック)
電気電子部門(←ここをクリック)
建設部門(←ここをクリック)

なお、倍速再生すれば、半分の時間で視聴できます。

では、今日のコラムです。 

さて今日の第一次試験は、専門科目電気電子部門です。(貴方は正解できますか?)

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皆さん、おはようございます!
電気電子 担当講師の永澤 一也です。
一日が始まる前に、復習クイズに取り組んでみましょう!!

【復習クイズ】
原子力エネルギーに関係する次の記述は、正しいでしょうか。
正しい場合は○、誤りの場合は×でお答えください。
「沸騰水型軽水炉では、原子炉内部で発生した蒸気と
蒸気発生器で発生した蒸気を混合して、タービンに送る」







→答えは、下記のとおりです。
×です。
まず、原子炉の一つである軽水炉は、軽水(普通の水)を
減速材と冷却材の両方に使うことが特徴であり、燃料は
濃縮ウランを用います。
沸騰水型軽水炉(BWR = Boiling Water Reactor)は原子炉の
熱を運ぶ冷却材の蒸気が、そのまま蒸気プラントの
作動流体となる直接サイクルを採用しています。
そのため、蒸気発生器の設置はありません。よって、記述は
誤りです。
また、軽水炉にはこの沸騰水型軽水炉のほか、蒸気を発生
させるメカニズムの違いによって、加圧水型軽水炉
(PWR = Pressurized Water Reactor)があります。

いかがでしたか?
上記のクイズは、テーマ「8)発送配変電-発電-」に関する
内容でした。

本科目について少しでも疑問点がある場合には、お気軽に
ご質問ください。

お一人お一人の知識レベルは違って当然ですので、何でも
お聞きいただければと思います。

本日も一日頑張っていきましょう!
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では、来年の合格を目指して頑張りましょう。このコラムは拡散希望です。1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。転記転載転送をよろしくお願いいします。