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2種類の不合格者がいます

2020.09.09

【コラム本文】2種類の不合格者がいます

コラム本文の前に一言お願いです。このコラムは拡散希望です。1人でも多くの人に技術士になっていただきたく思います。このコラムが、読者の励みになればと思います。転記転載転送をよろしくお願いします。

さて、今日のコラムです。

技術士試験には、不合格で複数回受験する人に2種類の人がいます。一生懸命勉強する人あまり勉強しない人です。

きょうは、その人について説明します。

まずは、一生懸命勉強する人です。

一生懸命勉強するけれども不合格の人は、おおむね高学歴の人や難易度の高い資格試験に合格している人に多いです。あるいは、一流大学卒業の人にも多い傾向にあります。総称して「過去に成功体験のある人」が、複数回受験に陥るパターンです。

過去に成功体験のある人は、同じ方法で技術士試験を乗り越えようとします。ですが技術士試験以外の多くの試験は、知識試験です。知識を大量に記憶する事で合格できるのが知識試験です。試験問題も「知っていれば解答でき」「知らなければ解答できない」問題が、出題されます。「予想問題」を重点的に勉強する傾向にあります。

技術士試験は、考え方試験です。知識も必要ですが、考え方の方がより重要な試験です。考え方試験は、世の中のすべての知識を記憶しても合格できません。ある程度の知識と十分な考え方を理解できれば比較的容易に合格できるのが、考え方試験です。

対処法としては、「知識試験」と「考え方試験」の違いを理解するのが重要です。この違いを理解できれば、一発合格も容易です。ただこの違いを理解するのに、1週間で理解する人、数年かかって理解する人がいます。違いを理解するのに数年かかる人は、重傷です。

つぎには、あまり勉強しない人です。

あまり勉強しない事を本人の自覚があれば、簡単です。自分自身で勉強して無いと自覚しているのですから、勉強すればよいのです。このような人は、比較的軽症で勉強すれば簡単に合格できる人です。

困るのが、自分では勉強していると勘違いしている人です。自分では勉強していると思っているので、本人の思いは、「いくら勉強しても合格できない」と感じています。

このような人は、同じ受験仲間の勉強方法を真似してみることで対処できます。同じ受験仲間の勉強を真似ることは、時間的に大変です。かなり苦しいでしょうが、どれだけ勉強すればよいかを知ることができて合格に近づきます。受験仲間も気心が知れる人であれば、気軽に教えてくれます。親しく一緒に勉強する仲間を作っておくのも受験対策になります。

では、一発合格を目指して頑張りましょう。