坂林和重の技術士試験コラム
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自分の考えた解答を多くの人が認めれば、正解。
2011.01.25
技術士試験の勉強は、学校の勉強と違う学習方法をする必要があります。
学校の勉強は、先生が生徒に対して知識と情報を流します。そして生徒は、知識と情報を理解して暗記することで勉強します。この勉強が成り立つ試験は、「必ず唯一無二の(一つの)答えが存在している場合」です。
例えば、大化の改新「大化2年(646年)1月」や重力加速度g=9.8m/s2など学校で習う知識や情報は、より多くのことを理解や暗記することで正解に近づきます。正解は、教科書の中にあります。
技術士試験の場合は、違います。正解は、解答者の人数分だけあります。正解が、解答者の人数分だけあるということは、「正解が解答者の頭の中にある」という意味になります。
よって技術士試験の勉強方法は、講師に解答を教えてもらうのでありません。自分が解答を作り周りに認めてもらえる正解かどうかを講師に判断してもらうのが、技術士試験の勉強方法になります。
言い方を変えれば、「自分の考えた解答を多くの人が認めれば、正解」です。(異端の解答は、不正解ということです)
それでは、一発合格を目指して頑張りましょう。