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坂林和重の技術士試験コラム

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技術士試験で高学歴の人が陥りやすい落とし穴。

2010.12.02

抜群の学歴の持ち主ですが、何年たっても技術士に合格できない人が稀にいます。全国的に有名な大学や大学院卒の技術者です。今日は、そのような高学歴の人が陥りやすい落とし穴を説明してみます。

高学歴とは、学校教育を意味しています。日本の学校教育は、江戸時代から明治時代に入った時に大変革が起きました。

明治時代に移行するときに、欧米の科学技術との差を急速に詰めるための教育がスタートしました。

どのような教育かというと、知識習得偏重の教育です。欧米の科学技術を知り、理解し、利用するという教育です。そのため、学校教育でも、知識詰め込み型の教育重視されました。

いまでも知識量豊富な人が、高学歴者に多い要因になっています。ここが高学歴者で技術士試験に合格できない原因です。

技術士は、海外の資格をモデルに作られています。「技術士=技術コンサルタント」ですからある程度の知識が必要です。ですが、ある程度以上の知識があれば、知識量で合否を決めているわけでありません。

高学歴で成功体験のある人は、知識量で合格しようとします。知識量をいくら増やしても合格できません。技術士試験で求められているのは、高度な専門的応用能力です。

この部分が理解できる人は、比較的速やかに合格できます。

では、合格に向けてがんばりましょう。