坂林和重の技術士試験コラム
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なぜ技術士試験が難しいかを考えてみる。
今日は、なぜ技術士試験が難しいかを考えてみます。
技術士試験を難しく感じる人には、3種類のタイプがあります。
1、勉強時間の確保できない人(二割程度)
2、知識試験と思って勉強する人(五割程度)
3、いままでの勉強方法を変えない人(三割程度)
まず「1、」の人は、あまり詳しく説明する必要ないでしょう。技術士第二次試験を詳しく知らない人でも効率的に勉強すれば、100~200時間程度勉強すれば、合格できます。ですが、この勉強時間を確保できない人は、合格が難しいと思います。(ただし、だれでも100~200時間で合格できるわけでありません。これだけ短時間で合格できる人は、極めて少数です)
次に「2、」の人は、多数存在します。多いのが、高学歴の人です。日本でも有数の一流大学を卒業していたり、大学院を卒業していたりする人に多いタイプです。大学入試などは、多くの知識を記憶し、そして多くの理論を理解して受験します。この大学入試を乗り越えてきた人は、知識量で技術士試験を合格しようとします。知識量で技術士試験を合格しようとすると、極めて難易度の高い試験です。
最後に「3、」の人も多くいます。「3、」の人は、博士号・一級建築士・弁理士・電験一種など難易度の高い資格を取得している人に多いです。難易度の高い資格を取得した経験があるために、同じ方法で技術士を取得しようとします。ですが、資格が違えば求められる能力も違います。求められる能力に合わせて勉強方法を変える事ができる人は、比較的簡単に合格できます。
技術士試験は、上記の「1、~3、」をクリアすれば一発合格が可能です。頑張りましょう。