坂林和重の技術士試験コラム
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2011年度に技術士試験を受験する人が、真っ先にやる事。
2011年度に技術士試験を受験する人が、真っ先にやる事は、次の3件です。
1、本番試験と同じやり方で過去問題の解答。
2、合格体験談の作成。
3、合格記念写真の撮影。
1、について
過去問題を解答することは、自分が合格するまでの実力差を確認することです。
陸上競技で言えば、ゴールが、5km先なのか?10km先なのか?あるいは42.195km先なのか?で走り方が違います。試験に合格する勉強とは、いまの自分の実力と合格までの距離を1年かけて詰めていく学習作業になります。
また過去問題を正しく解けない人が、突然2011年度の問題を正しく解答できる実力者に成る事などありません。
複数回解くことで、自分の実力確認と勉強の方向性を確認できます。今後も1か月に1度は、過去問題で実力確認しましょう。
2、について
合格体験談の作成は、やがて来るであろうスランプに備えるためです。合格体験談には、スランプに陥った時の苦しかったことや、スランプからどのように立ち直ったかを、記述してください。これを書いておくことで、本当にスランプが訪れた時に、「予定通りスランプが来たな!」となります。
このスランプを立ち直る方法は、あらかじめ決まっています。スランプに陥っても予定通り立ち直るだけです。
勉強を開始する前に合格体験談を書くのは、スランプに陥った時の対策です。合格体験談を書く事で、スランプから極めて早く立ち直れます。
3、について
合格記念写真を撮影することは、自分の目標を明確にすることです。合格記念写真を撮影して、写真スタンドに入れて机の上に飾ります。パソコンの壁紙にしても良いかもしれません。また小さい手持ちサイズにプリントして、手帳などに入れて持ち歩いても良いでしょう。常に見えるところに飾るのが重要です。
満面の笑みを浮かべた合格記念写真を見ながら「このために勉強するんだ」とモチベーションを引き上げてください。モチベーションが上がれば、学習効果抜群です。
では、合格に向けて頑張りましょう。