坂林和重の技術士試験コラム
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技術的体験論文は、固有名詞や数値を書込んだ具体的論文にする。
2010.09.28
技術的体験論文を拝見していると、「会社の指示によって・・・・」や「上司と相談して、・・・・・」などの文面を書いている人がいます。
このような書き方をすると、問題の趣旨に合っていないため、極めて厳しい結果になります。
技術的体験論文は、問題文にあるように「あなたが行った業務」についての経験論文を具体的に書く必要があります。
会社や上司が行った業務でありません。論文の主体は、貴方です。
そのため「私は、・・・をした。」などの表現にします。
貴方がどのように考えて、どのように業務を行い、どのような結果を出したかを書きます。
業務は、ベテランらしい業務である必要があります。また技術士は、技術コンサルタントです。
技術士は、評論家でありません。そのため、具体的内容を記述します。抽象的ではいけません。
具体的な表現にするのに、固有名詞や数値を使うのもよいでしょう。
では、合格に向けて頑張りましょう。