技術士試験専門予備校 全部門 完全対応宣言
JESは技術士試験専門予備校として、全部門(21部門)の合格ノウハウを教えることを宣言いたします。【代表取締役:坂林和重】 各コース一覧表(PDF)

坂林和重の技術士試験コラム

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坂林の勉強方法【2】

2016.09.17

私(坂林)が技術士を受験したときの勉強方法の第2弾です。

私が受験していた当時は、パソコンやスマホなどで勉強するという発想の無い時代でした。主に使ったのは、家庭用コピー機でした。情報収集は、まず自宅近くの児童図書館を調べてみました。児童図書館なので専門書は、ほとんどありません。仕方がないので、隣町の市民図書館に行ってみました。それでも適切な専門書がありませんでした。やむなく図書館の図書検索機能を使って調べると都立中央図書館にある事が解りました。しかし、都立中央図書館に出かけるのは、難儀です。そこで児童図書館に相談すると『毎週3冊までなら取り寄せできます』と教えてくれました。それからは、1年間を毎週3冊の取り寄せとコピーしてファイリング作業の継続です。おそらく今の時代であれば、スキャナーとサーバーへのデータ保管だと思います。

私のファイリングは、A4サイズの大学ノートにしました。ノートは、選択科目の数だけ複数冊購入してそれぞれにコピー情報の貼り付けや手書きの追記です。重要情報には、蛍光ペンでマーキングしました。今の時代であれば、文字列認識とコメントの挿入でしょうか。スマートフォンやEVENOTEを使えば、文字列認識や分類その他を半自動でできるので便利です。全文検索も可能です。今の時代は、情報収集に時間をかける必要が無いので、勉強に集中できて便利ですね。

最終的には、ノートが20冊になりました。20冊では、暗記が大変です。そこで暗記の必要な重要情報には、インデックスや付箋を張り付けるなど目立つようにしていました。筆記試験の1か月前には、直前までに暗記の必要な情報を抜き出して1冊のノートに再度まとめました。

情報のまとめ方は、三分割展開法によるキーワード学習です。ただし、今の人と違って情報を紙面でまとめていました。今の人は、WordやExcelでまとめています。本質的な違いで無いですが、WordやExcelでまとめると図・表・数式や写真などの情報が少ないようです。WordやExcelに慣れている人は、図・表・数式や写真以外に動画や音声情報も取り込めるので便利なのですが、少ないです。

WordやExcelに慣れて無い人は、せめて図・表・数式の情報を残すのに紙面での勉強に切換えた方が良いかもしれません。図・表・数式の無い勉強は、技術の勉強と言えません。文学の勉強になってしまいます。そういえば、JESでは、毎年5月から解答練習するのですが、解答内に図・表・数式が少ないです。少ない理由は、WordやExcelに慣れて無いのが原因かもしれません。Wordでお絵かき数式エディタ―などを研究されると良いかもしれません。全て無料で可能です。技術書類で図・表・数式が無いのは、致命的です。もしダメなら紙面で勉強してください。

では、最速合格テクニックで最短合格を目指しましょう。