坂林和重の技術士試験コラム
今のお勧めコース
人望無い人は不合格。
【お知らせ】有料セミナー見学会を行います。
9/11(日)の無料セミナーでは、専門充実コースやCコース(口頭試験対策)の見学会を実施します。無料セミナーそのものは、10:30~から開始しますが、受付を09:50~から実施します。受付を済ませた人は、専門充実コースやCコースの見学会を出来るようにしておきますので、積極的に参加して下さい。
なお無料セミナーは、技術士試験に合格するノウハウの紹介です。技術士試験の勉強方法を知りたい人は、参加して下さい。それで、来年の試験の合格を目指してください。申し込みは、下記からできます。
【コラム本文】人望の無い人は不合格です。
技術士にふさわしい人材が、どのような人なのかを考えた事があるでしょうか? 今日は、そんな事を書いてみます。
試験官は、技術士にふさわしい人材を合格させたいと考えています。そのため、技術士試験に挑戦している貴方は、技術士にふさわしい人材になる必要があります。
では、技術士とはどのような人でしょうか? それは、技術士法第二条に記載されています。その技術士法第二条を解釈して技術士を一言で説明すると、技術士=技術責任者です。技術責任者は、次の能力が必要です。
_ 1、専門知識
_ 2、応用能力
_ 3、課題解決能力
_ 4、論理的思考力
_ 5、7つの資質
ここで貴方の立場になって考えて下さい。貴方が複数人のグループの一員で1人の一般技術者だったとします。そして、そのグループをまとめる技術責任者は、どのような人材になって欲しいか考えて下さい。貴方の上司がどのような人であるかを考える事になります。
専門知識は、そのグループで一番で無くても良いが、ある程度必要な事が理解できます。専門家と言える程度の専門知識は、必要です。さらに学者で無いのですから、専門知識が豊富だけで無く実務に応用する能力も必要です。さらに技術を年々より良くするために課題解決能力も必要です。論理的に思考できる能力も必要です。感覚で考える人は、技術士に不適格です。そして、最近明らかにされた7つの資質があります。7つの資質では、コミュニケーション能力やリーダーシップなど複数があります。
コミュニケーション能力は、技術責任者としてグループ内外と円滑なコミュニケーションを行う必要があるので必須能力です。さらに、技術責任者としてグループをまとめる必要があるので、リーダーシップは、重要です。ごくまれに専門知識は、極めて優秀だけれどもリーダーシップの無い人がいます。すなわち人望の無い人です。そのような人は、技術責任者(=技術士)に不適格と言えます。
試験官の確認方法としては、720文字詳細業務で『貴方の立場』を記載するように求めています。あるいは、口頭試験で『貴方の立場』を諮問される場面があります。その時に『貴方一人で誰の協力も得ずにこの業務を成し遂げました』と回答すると、『専門知識は良いが、技術責任者としては疑問?』と評価される可能性があります。すなわち人望の無い人は、技術士に不適格なのです。参考にしてください。
では、最速合格テクニックで最短合格を目指しましょう。