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坂林和重の技術士試験コラム

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貴方が間違えています。

2016.07.15

受験生の中には、人の意見をあまり聞かない人がいます。問題なのは、該当者が自分の事だと思ってない事にあります。今日はそんな事を話してみます。(貴方の事です)

技術士試験の受験生の中には、かなりの割合で人の意見を聞かない人がいます。その理由は、良く理解できて技術士試験を受験する人は、自分に自信のある人が多いことにあります。技術士試験は、『自分は、技術責任者にふさわしい人材なので技術士として認めて下さい』と受験します。そのため、技術士試験の受験生は、自分に自信があります。そして受験生を観察していると『自分は、人の意見をよく取り入れている』と錯覚しています。

この『人の意見をよく取り入れている』には、裏があって『(正しい意見と思えば) 人の意見をよく取り入れている』となります。人間、人の意見の正否は、自分の頭の中にある基準に照らして判断します。すなわち、まず自分の頭の中の基準が正しいかどうかが問題です。人と意見が違う場合にお互いの基準が違うから意見が違うのです。そして、技術士試験を受験する人は、『自分こそが技術士にふさわしい人材』と思っています。そのため、自分と違う意見は、間違えていると考えます。自分と同じ意見は、正しいと考えます。

こうして技術士を受験する人は、人の意見を聞かないのです。ですが、『自分は、人の意見をよく取り入れている』と勘違いしているのです。

もし貴方が、(貴方の基準に照らして)間違った意見を言われた時は、とことん相手の意見を聞いてみる事です。もしかすると貴方の基準が間違えているかもしれません。そのためには、相手の意見を否定する言葉を封印して相手の意見をよく聞く事です。

優れた責任者は、周りの意見をよく聞く人です。(本人の基準に照らして)正しい意見を述べる人でありません。

では、最短合格を目指して頑張りましょう。