坂林和重の技術士試験コラム
今のお勧めコース
論文に記述する内容は、原因分析されて解決策のある課題や問題点を書く。
2010.09.14
論文に記述する内容は、原因分析されて解決策のある課題や問題点を書いてください。(課題と問題点は、区別して書いてください)
悪い例は、「メンバーが悪いので計画通りにいかなかった」などです。
この表現では、単なる愚痴を記述した表現になります。
この場合、原因を分析し解決策を記述した表現とします。次のように記述します。
良い例は、「メンバーは、QCストーリーの理解が不足していた。そのため、学習会を行うことで問題解決に備えた」です。
(もし問題点だけを記述するのであれば、「メンバーは、QCストーリーの理解が不足していた」と分析を書きます)
この表現であれば、指導的立場にある技術士らしく「問題点の原因分析と解決策の実施」を記述しています。(技術士と同じ業務のできる人だけが、技術士試験に合格します)
さらに言えば、【原因分析できず解決策のない課題や問題点】は、記述しないでください。貴方の手におえない課題や問題点を記述していることになるからです。
では、合格を目指して頑張りましょう。