坂林和重の技術士試験コラム
今のお勧めコース
技術士試験は、論文試験です。
2016.05.16
技術士試験は、論文試験だと言われています。今日は、論文試験の意味を書いてみます。
論文試験と聞くと貴方はどのような試験だと思いますか? 単に記述式の試験だと考えると間違いです。記述で類似のものに下記が有ります。
_ 1、読書感想文
_ 2、報告書
_ 3、会議議事録
それぞれは、違うものです。「1、」は、本を読んだ時の貴方の感じたことを記述した文章です。「2、」は、何かを確認した事実を記述した文章です。「3、」は、会議の記録を記述した文章です。
では、論文とは何かを考えてみます。論文とは、貴方の論(考え)を文(文章)にしたものです。だから論文といいます。すなわち、論文は、貴方の考えを記述するのが基本です。
にもかかわらず、技術士試験が、単なる記述試験だと考えると高得点を得られません。単なる記述試験だと考えて解答を書くと50点~60点の得点となります。ときには、『知るところを述べよ』という問題でギリギリ60点で合格する人もいます。ですが、多くの人は、厳しい結果になる事が多いです。
もし貴方が、確実に合格したいのであれば、論文試験である事をしっかりと意識して解答を記述してください。
では、最短合格を目指して頑張りましょう。