坂林和重の技術士試験コラム
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合格するための貴方の障害克服法は。
貴方は、頭の中で『こうやれば出来る』と思っている事があるはずです。例えば、技術士試験です。貴方は、『こうやれば合格できるはず』と思っています。ですが、『本当に?』と私は貴方に質問します。『貴方が今まで未経験で出来ると思っても実際にやって出来なかったことは無いですか?』と質問します。
人間は、自分のできない障害を事前に想定するのが苦手です。人間は、自分ができると思い込むことしか考えられません。あるいは、想定できません。技術士試験も同じで『こうやれば合格できる』と思う範囲しか想定できないのです。ですが、やって見るとできないのです。その証拠が、3/1(火)の合格発表です。1年前の平成27年3月に受験準備をしたほぼ100%の人は、『こうやれば合格できる』と思って受験準備を開始しました。そして7月の筆記試験になり約5割の人が残念な結果になりました。そして、10月の筆記試験合格発表でさらに3割の人が残念な結果になりました。そして今回の3/1(火)の口頭試験合格発表でさらに1割の人が残念な結果になりました。最後に残った1割の人だけが、『こうやれば合格できる』を実践できたのです。
すなわち、未経験の事は、頭の中で出来ると思っても障害を想定できないで失敗する事があります。技術士試験では、3月の時点で『こうやれば合格できる』と思った人の9割が残念な結果になります。1割の人だけが、合格できるのです。
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では、最短合格を目指して頑張りましょう。