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技術士第2次試験の独学による合格が難しい理由は。

2015.12.06

【お知らせ】ABCコースに付属DVDも視聴すると理解が深まります。

来週の12月12日(土)でJESの年内セミナーがすべて終了します。これ以降は、平成28年の添削指導コースであるABCコースの準備となります。すでに申込みされた人は、教材が届いているでしょうか? 年末の郵便事情で受講申込から教材到着まで10日間程度の時間がかかりますが、順次届いていると思います。届きましたら、オリジナルテキストのインデックスNO.1~NO.5とNO.11(~34頁まで)を必ず熟読してください。また付属のDVDでAコースの2枚も視聴されると冬休み学習の手助けになります。なおJESの技術士合格セミナー(←ここをクリック)の申込を予定されている人で早く学習を始めたい人は、下記から申し込みをお願いします。1日でも早く教材をお届け可能となります。

【コラム本文】技術士第2次試験の独学による合格が難しい理由は。

今日は、来年度に新規受験する人に向けて技術士試験で第2次試験独学による合格の難しさを説明してみたいと思います。

まず技術士第1次試験は、多くの人が独学で勉強します。勉強方法は、過去問題集を購入して、複数年にわたり合格点が取れるように繰り返し勉強します。最低でも5年間分の過去問題で合格点が確実に取れるようになれば、独学で合格可能となります。この勉強が成り立つ理由は、誰が解答しても唯一無二の答えが存在する事に起因します。例えば、「【問題】水の化学式を解答せよ。【解答】H2Oです。」のような問題です。誰が解答しても答えは、唯一無二のH2Oです。そのため、勉強は、問題と解答をセットで暗記する事です。暗記量が多ければ知っている問題が出題されて合格の可能性が高まります。暗記量が少なければ、知らない問題を出題されることもあるため不合格の可能性があります。

次に技術士第2次試験です。第2次試験の必須科目(択一式)は、第1次試験と同じで過去問題の勉強で合格できます。なぜなら、必須科目(択一式)も唯一無二の答えの存在する問題だからです。さらに、五肢択一問題なので選択肢の中に必ず正解が1個存在します。

しかしながら、選択科目(記述式)は、ダメです。第1次試験と大きく問題が異なります。選択科目(記述式)は、複数正解の有る問題や正解の無い問題が出題されます。例えば、「【問題】貴方の受験部門でTPP協定の締結で良否を論ぜよ。【解答】人によって解答が異なる。」となります。さらに、受験部門や選択科目によっても解答が違います。例えば、建設部門で選択科目で道路と建設環境では、違う解答を書く必要があります。さらに専門事項や業務経験によっても解答を変える必要があります。すなわち、選択科目(記述式)の問題では、唯一無二と言える解答が無いことになります。100人いれば100通りの解答を考える必要があります。同じ解答では、不合格です。

さらに問題なのが、試験官の要求している内容になっているかどうかの判定が難しい事にあります。貴方が合否を判定するのでなく、試験官が合否を判定します。そのため、貴方が要求内容を判定できません。試験官の合否判定基準と比較して、合格内容である必要があります。

以上から、技術士試験の第2次試験は、自分で暗記すべき解答が無いことと自分で合否判定できないのです。よって、第2次試験は、独学が困難なのです。

貴方が、来年の試験で一発合格を考えているのであれば、試験制度に熟知している人に指導してもらう事です。そうすれば、合否判定基準に沿って勉強できて最短合格可能となります。

もし近くに指導してくれる人がいなければ、JESに相談してください。JESの技術士合格セミナー(←ここをクリック)で最短合格を支援します。

では、最短合格に向けて一緒に勉強しましょう。