坂林和重の技術士試験コラム
今のお勧めコース
技術士試験の模範解答とは。
【お知らせ】模擬口頭試験(Dコース)の募集〆切です。
12/05(土)に実施する模擬口頭試験(Dコース)は、JESが実施している口頭試験対策のセミナーです。このセミナーが、11/28(土)、暫定的な定員に達しました。多くの人の応募ありがとうございました。本日から応募いただく人は、講師の増員が必要になるため場合によって申込をお断りする場合があります。応募いただいた場合は、講師の増員後に引き受ける事になります。受講希望を申込んで頂くのは構いませんが、JESから「受付可能」の連絡あるまで受講料の銀行振込やクレジット決済を行わないようにお願いします。間違えて銀行振込やクレジット決済を行った人は、返金処理をさせて戴きます。ご安心ください。なお、部門によって比較的速やかに受付可能な部門もありますので、申込みを希望される人は、先着順で申込みだけ行って下さい。後日受付の可否を連絡させて戴きます。それでは、本番である口頭試験を受験される人の全員の合格を祈念しています。
【コラム本文】技術士試験の模範解答とは。
今日は、技術士試験の模範解答について書いてみます。
技術士試験を受験する人から「模範解答をください」等と依頼されることがあります。しかしながら、技術士試験は、模範解答と言うのが有りません。極端な言い方をすれば、毎年合格できる解答が変わります。2015年7月に合格できた解答でも場合によって2016年7月の試験で不合格になる場合があります。
例えば、マンション杭打ちデータ偽装問題の前後です。問題が発覚する前は、杭打ちデータが常に正しいと考えて解答しても合格できます。何故なら、法律を守ることが前提で国の行政は、全て成り立っているからです。しかし、問題発覚後は、違います。データ偽装を考慮して解答を書く必要がります。
このような事は、「3.11大震災」・「TPP協定」・「医薬品副作用のデータ隠蔽」など多数あります。これらの出来事の前後で合格内容が、変化します。
貴方は、合格判定の論文が変化すると言うのを理解できるでしょうか? この変化を理解して、対応しなければ技術士試験は、合格を勝ち取るのが難しい試験です。これらの変化にどのように対応するかは、別の機会に解説したいと思います。
技術士試験で何か相談事があれば、12/6(日)に実施する無料セミナー(←ここをクリック)に参加して下さい。
では、最短合格を目指して一緒に頑張りましょう。