坂林和重の技術士試験コラム
今のお勧めコース
極論、白紙が2枚でも合格の人もいる。
今日は、筆記試験に失敗しても合格できる極端な例を書いてみます。
まず、筆記試験でⅡ選択科目(専門知識と応用能力)とⅢ選択科目(課題解決能力)の点数配分は、40点と40点です。Ⅱ選択科目は、4枚記述なので1枚当たり10点です。さて4枚記述のうちで1枚問題の2枚を白紙になったとします。しかし残りの2枚問題は、ほぼ完ぺきに記述でき2枚で15点を獲得したとします。結果として0点+0点+15点=15点(40点の約38%)だとすれば、C評価です。次にⅢ選択科目は、得意問題が出題されてほぼ完ぺきに解答でき35点を獲得したとします。結果として35点(40点の約85%)だとすれば、A評価です。Ⅱ・Ⅲ選択科目の得点は、15点+35点=50点(40点+40点=80点の約63%)ですから選択科目の総合はA評価です。
すなわち、Ⅱ選択科目を白紙2枚でC評価であったとしてもⅢ選択科目でA評価を獲得すれば、総合でA評価となる可能性があります。
試験科目 | 評価 | 総合評価 |
Ⅰ必須科目 | A(9問以上正解) | |
Ⅱ選択科目 | C(約38%) | A(約63%) |
Ⅲ選択科目 |
A(約85%) |
すなわち、白紙が2枚あったとしてもA・C・Aの評価で総合A評価となり合格できる可能性があります。もちろん極端な例なので、可能性は、低いと思います。しかし、白紙が2枚あったとしても合格できる可能性がある事をしっかりと理解して、口頭試験の準備をしてください。今の時点で諦めるのは、Ⅰ必須科目(択一式)が、正解数9問未満の人だけです。
昨日7/23(木)でも話したように、自分から諦めて自分から不合格になる事だけは、止めて下さい。どうしても心配な人は、誰かに相談する事です。例えば、JESでは、貴方の担当講師が相談に乗っています。「私のこの復元論文で、合格しているでしょうか?」と質問する事です。そうすれば、貴方の合否が判明します。(予想です)
JESでは、口頭試験の準備を始めます。貴方も1日も早く口頭試験の準備を始めて下さい。そうで無ければ、手遅れになります。
では、「最短合格」を目指してJES技術士合格セミナー(←ここをクリック)で一緒に頑張りましょう。