坂林和重の技術士試験コラム
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業務経歴票で記載すべき必須項目は。
2014.12.09
今日は、業務経歴票と技術士法第二条の関係について書いてみます。
業務経歴票に技術士法第二条の項目を記載するのが、合格の必須条件です。しかも技術士を受験する人は、ベテランと評価されているので、複数項目を記載します。
ですが、記載すると重要な事が発生します。例えば、指導と記載した場合です。指導は、ほぼ全員が記載します。口頭試験の時に試験官から次のように質問される場合があります。
【試験官】:貴方は、指導と書かれていますが、誰を指導したのですか? どのように指導したのですか? その指導の成果は、いかがでしたか? 反省点は、ありますか? その指導についてさらに質問ですが・・・・。・・・・。
このように指導について、延々と質問されても回答できるように準備しておく必要があります。
書かなければ、不合格です。しかし、書くと質問されます。この問題を乗り切るには、業務棚卸しかありません。業務棚卸を行い、技術士法第二条の複数項目で貴方の記載できる項目を抽出してください。なおかつ試験部会が公表した新しい合否判定も考慮してください。(試験部会の公表資料は、現在、JES技術士セミナーの教材と共に配布しています)
平成27年度に合格を目指す貴方は、年末年始の9連休で業務棚卸を充分行ってください。
では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。