坂林和重の技術士試験コラム
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技術士試験の合格に複数年かかる理由は。
2014.08.21
技術士試験が、合格までに複数年かかる理由を説明してみたいと思います。
まず勉強は、自分の弱点を補強する事です。一般の試験では、問題集を自分で解答して正解と比較します。そして、一般の試験は、その正解と違う解答をした問題について勉強すれば良いのです。そのため、要領よく勉強する人は、1回の受験で合格できます。
ですが、技術士試験で自分の弱点を見つけるのは、困難です。何故かと言うと、問題集を自分で解答しても正否を判断できる模範解答が無いからです。世の中に出されている解答例は、正否判断に使えません。何故なら解答例は、貴方の場合の解答でないからです。
そこで正否を自分で判断するのですが、自分自身で自分の弱点の有無を判断できません。何故かと言うと、自分で気づかないから問題点として残っている弱点なのです。その弱点を自分で気づくことができません。よって、複数年受験して複数の解答を試して正しい解答を見つけると言う事になります。これが、技術士試験において合格までに複数年かかる理由です。
よって、短期合格を目指すのであれば、貴方の弱点を指摘してくれる人を見つける事です。その弱点を指摘してくれる人がいれば、1年で合格も可能です。次の試験で合格したい人は、ぜひ弱点を指摘してくれる人を探してください。
では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。