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合格できる「受験申込書及び業務経歴票」とは。

2014.05.03

きょうは、「受験申込書及び業務経歴票」を完成して無い人にむけて書いてみます。日にちが無いので急いでください。

まず記述で最低ラインは、試験センターが出している「申込み案内」です。「申込み案内」よりも記述内容の不足している場合は、厳しい評価になります。0点以下のマイナス点と考えて下さい。「申込み案内」と同程度で初めて、0点です。「申込み案内」よりも良い内容を書いた時に初めてプラス点と考えて下さい。なぜならば「申込み案内」は、受験生全員が見る資料です。受験生全員が見ている資料より記述内容の不足は、厳しい評価が当然と考えて下さい。

例えば、「申込み案内」の23ページを見てください。地位・職名で技術員・主任技術員・課長などと書いていますが、ダメです。この通り書いた人は、この部分で0点です。ここには、そのような事を書いてはいけません。どのような責任者なのかを書いてください。

さらに、業務内容です。23ページには、実施した業務が、書きならべてあります。ここを書く時に最低ラインは、技術士法第2条に適合させて記述してください。技術士法第2条に適合せず記述した人は、マイナス点と考えて下さい。最低限は、適合させて0点です。そして、適合させた後にどれだけ優れた内容にするかによってプラス点になります。

720文字詳細業務も同様です。720文字しか書けないのに業務概要を記述している人がいますが、ダメです。ここは、業務概要を記述する場所でありません。詳細業務を記述する場所です。減点されないと思いますが、720文字の制限があるので業務概要は、記述不要です。

また、最低限25ページの項目は、記述してください。ただし、現時点での評価も項目として加えてください。CPDを課せられている技術士として、現時点での評価の記述は、必須と考えて下さい。

それから、課題の無い業務を書いている人がいますが、ダメです。課題の無い業務は、技術士にふさわしくないNG業務です。課題があって初めて技術士にふさわしいOK業務です。もし課題が記述できない場合は、問題点を記述してください。ただし、問題点を記述した場合は、低い評価と考えて下さい。特に重大な問題点を記述した場合は、減点される場合もあることを考えて下さい。よって問題点を記述で無く課題を記述するのが常道です。

そして、貴方の提案と成果も記述してください。貴方の提案や成果の記述は、必須です。なぜなら貴方の存在価値だからです。提案や成果が出せないのであれば貴方は、不要です。他の人と選手交代を告げられても反論できない厳しい評価です。例えば、プロ野球やサッカーのJリーグで結果の出せない選手と同じです。罵声を浴びて選手交代させられる状況を想像してください。提案と成果は、極めて重要なので記述しない場合、減点と考えて下さい。

そして、文書全体をデーターで説明して下さい。定性的な記述は、技術者の文章でありません。定量的な内容としてください。成果のデータは、金額がお勧めです。

以上を同時に満足する記述がプラス評価される、合格できる「受験申込書及び業務経歴票」です。

では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。