坂林和重の技術士試験コラム
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業務経歴票の書き方には、守るべき重要な決まりがある。
2014.02.11
「受験申込書及び業務経歴票」の作成では、業務経歴票から先に作成します。受験申込書は、最後に記載します。この順番は、合否に影響し重要です。
さて、業務経歴票ですが、記載は、会社に入社した年から現在までを切れ目なく記載します。時々現在から受験条件に必要な年数だけ遡って記載する人がいますが、NGです。さらに、所々で年数の途切れた状態で記載する人もいますが、これもNGです。会社に入社した年から現在まで切れ目なく記載してください。
もし、どうしても記載できない業務の期間があれば、途切れて記載になりますが、試験官は、考えます。「この受験生は、この期間で書く事の出来ない業務をしていた」と考えます。このように試験官に考えさせるのは、極めて不利です。不合格になる要因の一つです。さらに受験条件ギリギリの年数しか記載できない人も、極めて不利です。試験官は、不合格にする可能性が高いです。
切れ目のできる人の多くは、「受験と無関係の業務をしていたから」と説明しますが、その様な人事などありません。会社の人事課は、「従業員のパフォーマンスが上がる」ように人事を考えます。従業員の能力をムダにするような人事などありません。記載できないと考える人は、考え方を間違えています。正しく考えれば、記載できるはずです。例えどのような業務をやっていても貴方のキャリアにムダなど無いのです。
では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。