坂林和重の技術士試験コラム
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技術士試験、勉強時間と合格率は、比例しない。
2014.02.10
きょうは、技術士試験で勉強時間と合格率に比例関係が無い事をお話ししたいと思います。
技術士試験を受験される人の中には、勉強時間を増やして試験に合格しようと思っている人がいます。勉強時間は、ある程度必要ですが、勉強時間だけで合格できません。
勉強時間で合格の決まる試験は、知識試験です。知識試験は、重要問題集や予想問題集などで問題とその答えを暗記することで合格できます。知識試験は、暗記量で合格が決まります。そのため、「暗記量=勉強時間」となるので勉強時間を多くすることで合格できるのです。大学の入学試験や一般の資格試験などが知識試験です。なので知識試験は、勉強時間を増やすのです。
しかしながら、考え方試験である技術士試験は、勉強時間で合否が決まりません。もちろんキーワード学習や合格論文作成の勉強が必要なので、ある程度の勉強時間は、必要です。しかし、勉強時間を無限に増やしても合格できません。勉強時間を無限に増やして知識量を無限に増やしても合格できないのが、技術士試験なのです。
技術士試験は、論文試験です。貴方が、技術士らしい考え(論)を文書(文)にするから論文試験なのです。論文試験は、知識試験で無いため知識を増やすための勉強を増やしても合格できません。技術士試験は、勉強時間を増やしてもムダなのです。勉強時間を増やせば合格できると思う人は、今年も不合格です。
今年に必ず合格したい人は、技術士らしい考え(論)を文書(文)で表現する勉強をしてください。
では、「最短合格」を目指して一緒に頑張りましょう。